2008年 05月 30日
職員削減とサービスの関係
大阪府の橋下知事が、警察官の削減に対する府民や議会などからの反対意見が予想以上に多かったため、公約撤回に踏み切る方向に動いているとのニュースが流れていた。
多くの府民は、警察官を削減して経費を節減することよりも、治安の維持を優先するべきと判断したと見ていいだろう。
言い換えれば、府民の多くは、そのサービスが必要だと考え、サービスを維持するための人件費は必要だと判断した。
もともと橋下知事がどういう理由で削減案を提示したのかはわからないが、やはりこれも「机上の空論」のなせるワザだったのだろうか。
「犯罪件数が減り、検挙率も良くなっているから、警察官を減らします」というのであれば反対する者も少なかったかもしれない。
削減ありきで物事をすすめようとするから、結果的に判断を誤ることになる。
三木市政でも相変わらず数年前に市長がマニフェストで掲げた職員削減数だけが独り歩きしているようだ。
今回の大阪府の警察官の事例のように削減とサービスの関係がわかりやすければいいのだが、市民にとって削減の影響がどんな形でサービスに跳ね返ってくるのかが誰にもわからない、情報公開がされておらず、わかりにくいところに問題がある。
削減ありきではなく、自分たちの受けるサービスの質や量をどう見直していくのかという合意形成の場がすっぽりと抜け落ちている。
選挙に有利な情報ばかりを市民に流すのではなく、負の側面があることもしっかりと説明できる政治家こそが真の政治家なのだと思う。
多くの府民は、警察官を削減して経費を節減することよりも、治安の維持を優先するべきと判断したと見ていいだろう。
言い換えれば、府民の多くは、そのサービスが必要だと考え、サービスを維持するための人件費は必要だと判断した。
もともと橋下知事がどういう理由で削減案を提示したのかはわからないが、やはりこれも「机上の空論」のなせるワザだったのだろうか。
「犯罪件数が減り、検挙率も良くなっているから、警察官を減らします」というのであれば反対する者も少なかったかもしれない。
削減ありきで物事をすすめようとするから、結果的に判断を誤ることになる。
三木市政でも相変わらず数年前に市長がマニフェストで掲げた職員削減数だけが独り歩きしているようだ。
今回の大阪府の警察官の事例のように削減とサービスの関係がわかりやすければいいのだが、市民にとって削減の影響がどんな形でサービスに跳ね返ってくるのかが誰にもわからない、情報公開がされておらず、わかりにくいところに問題がある。
削減ありきではなく、自分たちの受けるサービスの質や量をどう見直していくのかという合意形成の場がすっぽりと抜け落ちている。
選挙に有利な情報ばかりを市民に流すのではなく、負の側面があることもしっかりと説明できる政治家こそが真の政治家なのだと思う。
by kkamoike
| 2008-05-30 06:49
| マニフェスト