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どうぶつのつぶや記

病院ビデオ放送の真意は?

進めていた産婦人科医の誘致は失敗に終わった。
今後、統合病院の実現に向けた取り組みの中で、産婦人科と小児科の診療科が一緒ある病院をめざすという。
しかし、統合病院建設に向けた小野市との話し合いは平行線のままだ。
小野市長が財政的な不安を理由に統合を先送りしたことを、三木市長が「豹変」という挑発的な言葉で刺激したことは記憶に新しい。


「(財政的な理由をあげた)小野市長が、両方の市民が待ち望んでいる統合病院構想を一方的に台なしにした」と言わんばかりの口調で攻撃していた人が、最近、どういう訳か、タウンミーティングで、市民に向けに、病院経営の破綻が市の財政に重くのしかかり危機的状況に陥っている赤平市の事例をまとめたビデオを流しているという。
まさか、病院統合に前向きな発言を繰り返していた時には、そのような財政的な心配や他市の事例は頭になかったということないと思うのだが···。


全国的に見ても、殆どの自治体病院が岐路に立たされていることは素人目でもわかる。
自治体病院の在り方や方向性が問われている今、専門家などによるしっかりとした議論は欠かせない。
病院の検討委員会的なものを設けることもせず、十分な専門家などによる議論もされていない段階から、そして、自分の言葉でビデオを流す趣旨も十分に伝えられない状態の中で、ただビデオだけを流しても、いたずらに市民の不安を煽るだけだろう。


もしかしたら、産婦人科誘致のめどが立たず、にっちもさっちもいかなくなり、自分が決断する勇気も小野市長を説得する自信もないものだから、最終的に市民自らが自治体の病院経営を諦める選択に向かわせようとしているのだろうか。
by kkamoike | 2008-03-05 22:29 | 三木市政

R175が見て、聞いて、読んで感じたことを書き綴ります。

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