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どうぶつのつぶや記

マニフェストの評価の仕方

マニフェストに掲げられた項目の背景には、それぞれ何らかの目的や理想とする姿があるはず。

例えば、「三木鉄道」。マニフェストの細かい所までは知らないが、鉄道廃止の一番の目的は、おそらく赤字続きの鉄道を廃止することで市の会計負担を無くし、健全な財政基盤をつくることだと思う。
当然、これだけではないだろうが、立候補者から市民に伝わる部分というのは非常に限定されるはず。
しかし、有権者が期待する効果や理想の姿は、人それぞれ違って当たり前。

マニフェストの項目だけ見れば、廃止を決めた段階で「はい、完了!」となる訳だが、有権者の立場から考えるとそうはいかない。評価の視点は三木鉄道廃止後にも及ぶはず。
例えば、廃止によって浮いた予算がどのように有効に使われるのかとか、代替交通の充実、有効な跡地利用の活用も含めた地域の活性化など、市民一人一人、その評価項目や点数の配分は異なって当たり前なのだ。

マニフェストは選挙公約として立候補者が纏めたものだが、その公約内容が市民と交わされた時点で市民一人一人のものとなる。
そういう意味では、rfuruyaさんがおっしゃった言葉をお借りするなら、学校の試験のような一律の評価基準でもって評価できるほど単純なものではないことがおわかりいただけると思う。

マニフェストの評価の仕方は市民一人一人違っていいのだと思う。
by kkamoike | 2008-02-04 00:08 | マニフェスト

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