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どうぶつのつぶや記

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「一流」と「我流」

『訳のわからんもん作ったらあかんで!』
という言葉が、テレビから聞こえてきました。
声の主は、京都にある料亭菊乃井の村田料理長で、若い料理人の作った肉じゃがを食べて発した言葉でした。
続けて村田料理長は、
『肉じゃがは、ちゃんとした料理なんやから、それが基本通りに作らへんねやったら、後々ややこしなってしゃあない。』
と付けたしました。


どうやら言葉の真意は、
基本が出来ないまま、いくら工夫しても上手くいかないということを言いたかったようです。


『創意工夫』は、基本をきっちりおさえた上に成り立つもの。
この当たり前のことを忘れてしまう人は意外に多いのかもしれません。

「一流」と「我流」、
基本をおさえた上で、創意工夫ができるかどうかの違いです。
ふと、ある人の言葉を思い出しました。


まちづくりにおいても同じなのでしょうね。
まちづくりの進め方の基本がきっちりおさえられていないと、政策に一貫性がなくなってしまったり、みんなをただただ混乱に陥れるだけになったり・・・
市民にとっては、それこそ、ややこしくてしょうがありません。
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by kkamoike | 2009-01-03 07:14 | 心に留めておきたい言葉 | Comments(0)

決断できるリーダー、決断できないリーダー

雑感日記の「トップの仕事とサイレントマジョリティ」
大変、興味深く読ませていただきました。


市民の声を全て網羅し、それらの意見を全て政策に反映させていくことなど、しょせん不可能な話です。
にもかかわらず、人数の多寡はあっても、一部の意見だけを捉え、それがあたかも市民の総意であるように見せかけて、政策が進められているとするならば、それは、単なる「利益誘導」と取られてもしかたありません。


今回の病院統合の件についても、随所に市民アンケートの結果が持ち出され、あたかも市民の多くが望んでいるからというような論法で、市民を説得する材料にしているようにも受け取れるわけですが、(病院統合が利益誘導に当たるという意味ではありません。)
仮に、アンケートが市の期待する結果にならなくても、リーダーに確固たる考えがあれば、統合に踏み切る決断ができるはずです。


市民病院の民間移譲の問題で出直し選挙となった武雄市も、新しい統合病院のパートナーとなる小野市も、それぞれのリーダーが決断する段階で、アンケートなどはおそらく取っておられないと思います。
そのようなアンケートを取っても意味がないということを分かっておられるのだと思います。
さらに言えば、アンケート結果で左右されるのではなく、自ら決断することが、リーダーとしての役割であるとの認識と、覚悟をお持ちなのだと思います。
市民に決断を委ねているようにもとれるアンケートの乱用は、考えようによっては、決断できないリーダーの表れなのかもしれません。
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by kkamoike | 2008-12-18 17:52 | リーダーの条件 | Comments(9)

一貫性のない政策の推進は全体のモチベーションを下げるだけ

「財政再建」と言っておきながら『財政危機宣言』を発する状況にしたり、三木鉄道を廃止しておきながら12億円もの予算を投じて跡地整備をやろうとしたり、ハコモノ行政を批判しておきながら、いくつもの施設の建設に着手したり、協働がまだまだ三木には定着していない、財政危機を乗り越える為には市民協働の力が欠かせないと言っておきながら、市民協働を進める為に行った公共施設の無料化を有料に戻そうとしたり、一体、何がしたいのでしょうか。


『財政危機宣言』に至った経緯、背景、目的などは後付のようにいろいろと議会でも答弁をされているようです。
確かに、景気の減速や、国の制度変更による歳入の大幅な減少に備える必要性は否定しませんが、むしろ今回の宣言は、市民病院の統合を推し進めるためのもので、それ以外には、自らの一貫性のない数々の政策から目をそらす、何かあったときには言い訳ができるようにしておく、さらには、公務員叩きを支持する一部の市民らの受けを狙うための給与カットを強力に推し進めていくためのもの、というのが私の推測するところです。


当選当初の公約どおりに、財政再建を徹底的に推し進め、市民から文句が出ようとひたすら切り詰める。そして、ある程度の時期に検証がなされ、一定の評価を行い、その上で新たな中長期計画を立てた上で、必要な事業を推進していく。
これこそが、「選択」と「集中」の基本となる進め方ではないのかと思うのです。
リーダーには目先のことしか考えない「選択」と「集中」ではなく、中長期的な観点からの「選択」と「集中」を推し進めてもらいたいものです。
そして、全体のモチベーションを高めるためにも、当初の目標に対する「検証」と「評価」は絶対条件となります。
しかし、そうすることで、市民にとっても、苦しい取組を徹底したからこそ、これだけ評価できる成果を生み出すことができたという「自信」が生まれるのだと思います。
そして、次のステップに向けた一体感を作り出し、次の目標にもモチベーションをあげて突き進む意欲を生み出すことができるのだと思います。


そう考えると、今回の『財政危機宣言』は、自らの保身のためには有効なものとなるのかも知れませんが、三木市全体の利益を考えたとき、あらゆる面でマイナスであったといわざるを得ません。もちろん、市のイメージ戦略にとっても、決していい効果は生み出さないでしょう。
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by kkamoike | 2008-12-12 21:08 | マネジメント | Comments(0)

R175が見て、聞いて、読んで感じたことを書き綴ります。
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