どうぶつのつぶや記

「どうぶつ」が候補者に聞いてみたい質問

minminさんたちの素早い対応でひょこむに三木市長選のコミュニティが立ち上がったようです。
流石ですね。

公開質問状ってどんな内容でもいいのでしょうか?
恥ずかしい話ですが、それぐらいの知識レベルしかありませんが、とりあえず、「どうぶつ」が候補者に聞いてみたい質問を考えてみました。
仮に、公開質問状としてふさわしくない内容でも、本物の公開質問状を考える際の叩き台にしていただいても結構ですし、今後、候補者がまちづくりを語る際の切り口として参考にしていただければと思います。


○三木の将来像をどのように描くかということは非常に大事なことだと思います。 三木市が持つ強み、魅力はどこにあるとお考えですか? またその部分を今後どのように引き伸ばしていきたいとお考えですか?

○行財政改革とまちの活性化は相反するものだとお考えですか? また、財政事情が厳しい中で、どのような部分にスポットを当てて閉塞感の突破口を見つけ出したいとお考えですか?

○これからの地域主権に効果を発揮する自治体連携とはどのような連携だと思われますか? また、これらの連携のイメージや具体策はお考えですか? 具体策をお考えの場合、それらの施策により三木市にはどんな効果が期待できるとお考えですか?

○産業、地域経済の活性化策の中で、一番力を注ぎたい取組はどんなことですか?

○未来を担う子どもたちに夢を与えられる、三木市独自の施策にはどんなものがあるとお考えですか?

○市民との対話をどのように進められ、それらの意見をどのように市政運営に反映していかれるおつもりですか?

○議会との関係について、より切磋琢磨できる関係づくりに必要な取組、首長として必要な意識は何だとお考えですか?

○組織をまとめる首長(経営者)として一番に心がけたいこと、大事にしたいことは何ですか? またその理由を教えてください。
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# by kkamoike | 2009-12-08 21:35

有権者の心に訴えかける自分なりのメッセージを

今回の「ガンバレ!やぶさんの瓦版」も突っ込みどころ満載です。
●前回の「前進か、後退か」というメッセージから、「改革か、逆行か」というメッセージに変わっている。
●議員の定数の表には常に三木市のモデルとして位置付けてきた小野市をはじめ、近隣の西脇市や加西市が入っていない。
●議員定数削減の件については、前回選挙の時の公約「退職金返上」同様、自分の気持ちだけではどうにもならないことを今の時点で「します」と言い切ることは有権者に対する空手形を切ることと同じではないのか。
など、とにかく拾い上げればキリがありません。
まぁ、このようなことは今に始まったことではなく、前回の市長選挙からこの在任期間中の4年間、この人は至るところでこういうやり方を首尾一貫してやってこられたわけですから、今さらこのスタイルを変えてはどうかと一市民が提言したところで、聞き入れてもらえないことなど百も承知です。
ある意味、自分のスタイルを貫き通している部分は評価できるかもしれませんけど、これぐらい、本来の市政運営にも一貫性を持って取り組んでもらいたいものです。


実は、今回の記事で私が一番に言いたかったことは、このことではありません。
それは、前回と今回のビラに対する批評、実は、私のように捉える人は少数派かもしれないということが言いたいのです。
いやむしろ、この人のやり方は兎も角として、このビラの内容に共感している人は、実はたくさんいらっしゃるかもしれないということを新人の候補者をはじめ、候補者の取り巻きの方には認識した上で後半の選挙戦に臨んでいただきたいのです。(ある程度の感触はつかんでおられるのかもしれませんが)
なんだかんだ言っても現職ですから。
それに、改革を前面に押し出すスタイルは三木市に限らず、このご時世、一番有権者受けのするメッセージだと言えるからです。
いろいろな方面で批判は出ているけれども、これぐらいの強い姿勢で臨まなければ改革など実現しないという想いを持つ有権者がたくさんおられるというのも事実でしょう。
だからこそ、現職の発信している内容を一つ一つ覆すような戦い方にはこの先限界があるのではないかと感じています。


私は、新人候補に肩入れするためにこのようなメッセージを発しているのではありません。
私は、現在の市長のもとでの改革よりもっとよい改革ができるはずだと思っていることからこそ、
真の改革を実現してもらえる市長が誕生してほしいと願っているからこそ、
そろそろ新人候補にはこの辺で、新しい風を感じることができるメッセージ、理想論を具体的な形に変えるメッセージを発してもらいたいのです。
たくさんの支援団体が後押ししてくれることで、その人たちに支えてもらっているから大丈夫だと考えるのではなくて、自分の描くまちづくりはこんなイメージで、そのためにはこんな施策や事業を展開していく必要があるということを自分の言葉で訴えかけてほしいのです。
実際、市長という政治家に初めてなるわけですから、市役所に入る前にできると思っていることが実際は実現が難しい事だったということもあるかもしれませんが、そういうこともひっくるめて、自分なりのメッセージを率直に私たちにぶつけてほしいのです。


また、私自身は、多くの支援団体がバックについているからといって、就任後の市政運営に支障をきたすことになるとは思っていませんが、そのことを心配している人もたくさんいることもまた事実です。
だからこそ、反対派の意見はもちろん、市政のことを詳しく知らない市民が疑問に感じていることの一つ一つに耳を傾け、それらの意見や批判に対して、真摯な姿勢で向き合い、答えていってもらいたいのです。
そうでないと、勢いで現職を上回ることは到底難しいと思います。
本当に今の三木市政を変えたいという熱意を持っておられるのでしたら、もっと有権者に訴える言葉の一つ一つに想いがこもっていなければ、切実なほどの悲壮感や熱意が伝わらなければ、浮動票を取り込むことは難しいでしょう。


投票日まで1月あまり、新人には、現職とは違う路線で私たち有権者の心に訴えかけるメッセージを発してもらいたいものです。
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# by kkamoike | 2009-12-07 20:45

「日本一美しいまち三木」にふさわしいクリーンな選挙をめざして

久々の休日、市外にドライブへ行ってきました。
それにしても三木市内の候補者ポスター、看板は、なかなかすごいことになっていますね。
心なしか市外の道をドライブするほうが、気分が落ち着くのは、このポスターが目に飛び込んでこないからなのかもしれません。


三木のまちを変えたい、三木がアメリカのオバマ大統領より先に変革を唱え、国もそれに追随して政権交代が実現したというようなことを主張するのであれば、この選挙のやり方も見直せないものでしょうか。
今度の市議会では、米田議員が、市長の選挙活動について質問をされるようです。
その中で景観についても質問をされるということですので、どんなやり取りになるのか注目したいところです。


「三木のまちから変える」というのであれば、自らの選挙の仕方も、自分だけがPRできればいいという考えをもう少し改め、市民志向、お客様志向を大事にするような形の選挙運動を展開できないものでしょうか。
例えば、お互い、市内に貼る政治ポスターは、決まった場所にしか貼れないようにするというような三木市独自のルールの合意を候補者同士で取り付けたりするなど···。
今となっては、「財政危機宣言」同様、ほとんど聞かれなくなった「日本一美しいまち」という標語ですが、市からの発信は少なくなったとはいえ、まだまだ市民の間では、その目標に向けて日々一生懸命取り組んでおられる方たちがたくさんいらっしゃるわけですから、市のトップ自らが全国に先駆けて、そのような模範的なモデルとなる選挙運動を実践することのほうが、よっぽど市民(有権者)は市政や選挙を身近に感じることができるのではないのかと思ったりするのですが。


今日、「ガンバレ!やぶさんの瓦版」第2弾が新聞に入っていました。
中身は相も変わらずです。この内容についてはまた次回に書きたいと思います。
お金をかけない政治がクリーンな政治とは言いませんが、せめて、いろんな意味で気持ちのいい(人の気を悪くさせない)選挙戦をしてもらいたいものです。
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# by kkamoike | 2009-12-06 18:38

いなだ三郎「サブちゃんNEWS第1号」を読んで

10月24日に現職と新人候補が三木市長選挙に向けた立候補の表明をしてから、早いもので一ヶ月以上が経過しました。
この間、両陣営では、ビラの配布や立て看板の設置、市内の各要所でのつじ立ちなど、選挙にはある意味、避けて通れない、特に新人候補にとっては顔を覚えてもらう上で必要な戦術だったといえるのかもしれません。
そして12月に入り、投票日の1月17日まで一ヶ月ちょっととなり、事実上後半戦に突入したともいえます。
今後、どのような形で選挙戦が展開されていくのか楽しみですね。


ただ、私自身は、綺麗ごとばかりでは選挙には勝てないとお叱りを受けるかもしれませんが、新人候補には、現職のやり方に追随するような戦い方はもうこのへんで終わりにして、もっとポジティブな発信、この三木市をどう変えていきたいのか、どんなまちをめざしていきたいのか、そして私たち市民とどんな夢を共有していきたいと考えているのか、そんなことを投げかけ、考える機会を与えてくれる活動にもできるだけ力を注いでほしい、ガンガンと発信してほしいなと感じています。
これは私だけの意見ではなく、私の気の置けない何人かの仲間たちも同じ意見です。
相手と違う戦い方をするということは、確かに未知の世界でもあるでしょうが、前回の選挙でも今回の選挙でも今の市長が頻繁に持ち出す相手のことを標的にするPR戦術や都合の良いデータばかりを並べた見せ掛けだけのPR戦術はもういい加減うんざりしています。


幸い、新人候補の稲田さんが発行した「サブちゃんNEWS」には、各界の有識者の方がたくさん支援してくださっていることが掲載されているのですから、例えば、大物政治家やタレントを呼んでくるのもいいですが、市民に身近な関心のあるテーマをいくつか選んで、その道で活躍してこられた方(支援者)に参加、協力していただきながら、三木のまちづくりについて議論する公開討論会(フォーラム)みたいなものを企画するのも面白いかもしれません。
そこで出た意見や想いというものをさらにホームページやチラシに盛り込んで私たち有権者にメッセージとして伝える、そんな夢を運んでくれるような、有権者にとっても身近な選挙戦もぜひ実践してもらえたらうれしいなと思います。


これは「サブちゃんNEWS」に書いてあったマニフェスト項目「対話重視」という政策実現に向けた前哨戦みたいなものだと思います。
「形式的な意見交換ではなく、積極的な対話を重視します。市民の柔軟な発想力を活用」といわれていることをぜひ選挙戦の中でも取り入れてみられてはどうかと思います。
確かに、時間的な制約もあるし、相手のあることでもあります。
また選挙効果も未知数で、大きな効果が期待できるものではないのかもしれませんが、そういう新しい取組の一つ一つを実践していくことに三木が変わるという可能性、期待感を有権者は感じるのではないでしょうか。


私の尊敬する市長、樋渡市長はご自身の選挙戦を控えてこう決意を述べておられます。
僕は一つだけ心がけていることがあります。それは、候補者の誹謗中傷をしないこと。
「市民の皆さんとともに、こういう市にしたい」ということを真正面から訴えていきたい。

と···
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# by kkamoike | 2009-12-05 09:51

斬新な発想は風通しの良い環境から生まれる~箕面市の「ぶっちゃけた」話より~ 

今日の雑感日記には、いろいろな方のブログが紹介されています。
ありがたいことに、私のブログも紹介していただきました。いつもありがとうございます。


その中で紹介されている
箕面市の倉田市長さんのブログ「食堂っ!やりました!」という記事を読んで思わず笑ってしましました。
「笑ってしまった」というのは、記事に出てくる方たちに対して失礼な表現だったかもしれませんが、非常に「微笑ましい」という意味でそう感じましたのでお許しください。
こんなふうに思ったことや感じたことを率直に伝えることを私の住む地域周辺では「ぶっちゃけた話」とも言いますが、回りくどい表現や、腹の探り合いといったやり取りよりもよっぽど後腐れがなく、話を聞くほうも気持ちよく?潔く?応対できるという点では、先日まで世間の注目を浴びていた「事業仕分け」よりもさらにオープンで、スピーディーで、明快、わかりやすく、シンプルな究極の業務改善の手法といえるのではないかとも感じました。


普段から何を考え、どう思っているのか良く分からない、伝わってこない政治家同士の密室でのやり取りや、形式ばかりで本質的な議論が全くできていない三木市議会の本会議よりも、手間も費用もほとんどかからないこのような媒体を通したやり取りであるとか、あるいは直接、普段の会話の中で、このような「ぶっちゃけた」話が何気なくできる環境というのは本当に大事なことだなと感じました。
このような関係づくりが重なっていくことで、風通しのよい組織づくりにつながっていくのでしょうね。


最近、箕面市では、先日の雑感日記で紹介された「もみじマーク」や、公用車のカーシェアリングなどいろいろな斬新な取組が次から次へと発信されています。
今回の市長さんと市議会議員さんとの「ぶっちゃけた」やり取りにしても、このような風通しのよい関係が、お二人の間だけでなく、組織の中や市民との間でも、そこかしこで実践されている証拠ではないかと感じさせられましたし、そのような取組の成果が一つ一つ形になって現れてきているというのが今の箕面市の強みではないかと、今回の倉田市長さんのブログの記事を読んで感じました。


以前、三木のもて木議員さんがご自身のブログに書いておられましたが、お互いの足を引っ張り合うような関係や、市長と議会との関係でも顕著に見られる相手を陥れるようなことを平気でするような状況では、残念ながらまちは一向に元気にはならないでしょうし、他の市から一目置かれるような斬新な取り組みなど到底生まれてこないのではないかと感じました。
こういうところも、今の三木市を覆っている閉塞感の元凶なのかもしれませんね。
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# by kkamoike | 2009-12-03 20:28

リーダーの選び方(後編)

前回の続きです。
まずは、いろいろなところで紹介されている一般的なリーダーの条件を見てみましょう。

優れたリーダーの条件
1.明確なビジョンを持っている
2.決断力がある
3.言動と行動が首尾一貫し、信用・信頼がある
4.意思が強く、簡単に揺らぐことはない
5.リスクを恐れない勇気がある
6.率直で単純なメッセージを発する
7.問題に悩まされず、集中して目的達成に突き進む
8.誰にでもわかりやすく伝える高いコミュニケーション能力を持っている
9.人を魅了するカリスマ性がある
10.部下を感動させ心で動かす

リーダーになるための11の重要な条件
1.ゆるぎない勇気をもっていること
2.セルフコントロールの脳力をもっていること
3.強い正義感をもっていること
4.強固な決断力をもっていること
5.計画性をもっていること
6.報酬以上の仕事をする習慣を持っていること
7.明るい性格をもっていること
8.思いやりと理解をもっていること
9.詳細を認知していること
10.責任感をもっていること
11.協調性があること


「リーダーシップ」とは、もちろん権力の行使によってもたらされるものではなく、まわりの人たちとの調和によって、自分が持つビジョンや目的に到達して行く上で欠かせないものだと言えます。
世の中には、権力が行使できる立場を利用して人や物事を動かすことや、自分だけの判断で物事を推し進めることが「リーダーシップ」だと勘違いしている人もたくさんいらっしゃるようですが、優れたリーダーは、自分の力だけで利益を得るよりも、まわりの人たちと協力して利益を得ることの方が、はるかに大きい利益がもたらされることをよく知っています。
そして、自分がリーダーでいるためには、まわりの人々からの支援が必要で、まわりの人たちからの支援を得ることで自らも成長でき、まわりの人たちも成長していくことも知っています。
だからこそ、優れたリーダーがいる組織は、組織内はもちろん、組織以外の人たちとの人間関係からもたらされる相乗効果によって、より発展していくことができるのだといえます。


今回の市長選挙は、リーダーにふさわしい人は誰かということを上記の基準などに当てはめながら選んでいくのも一つの選択肢ではないかと私自身は感じています。
その人の中身までわからないという人は、それぞれの立場で舵を取ってこられた組織の雰囲気(社風)やそこで働く人たちの仕事に対する取組姿勢、顧客をはじめとした関係者からの評判などで感じ取るのも一つの方法かもしれませんね。


なぜこのようなことを書いたかというと、これからの4年間で必要なのは、削減だけをクローズアップした改革ではなく、斬新な発想で新たな価値観が創造できる力をいかに育て実践に繋げていけるかということが大事だと思うからです。
もちろんリーダーだけがそのような力や意識を持っていたとしても十分に機能しないことは上に書いたとおりです。
しかし、リーダーがそのような力や意識を持っていることが最低限度の条件となることもまた事実です。
リーダーにそのような力や意識さえあれば、その影響力によって、そのような力や意識を周りのものにも伝播させることができますし、その結果、周りの人たちにもそのような意識、考える力が育まれ、創造性のある仕事へとつながっていくはずです。


全ての面において基準値、平均値を上回る自治体になることは悪いことではありませんが、一方でこれらの数値の達成などに執着しすぎたり、あるいは結果を出すのを急ぎすぎたりしてしまうと、結果的にこじんまりと纏り過ぎてしまったり、これからの地方主権の時代を生き抜く上で必要となる三木市の持つ素晴らしさ、良さが埋もれてしまったり、あるいは、まちのにぎわい、活性化とは逆の方向に進んでしまったりするのではないかと感じたりもします。
その辺のバランスの取れた舵取りが実践できるリーダーが、今まさに、三木に限らず、この変革の時代には求められてくるのではないかと感じています。
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# by kkamoike | 2009-12-02 20:53

リーダーの選び方(前編)

今回の市長選挙には争点が見えにくいといった声も聞かれますが、前回の選挙でも争点があったかというと、具体的な政策の違いは三木鉄道の廃止·存続ぐらいなものでした。
その政策自体も、今となっては、三木市にとって本当に正しい決断だったかどうかよくわからない結末になってしまった感があります。
いや、むしろ、廃止しなかったほうが維持費が安くて済んだし、景観も保たれたのでは?と一部の人たちから言われる始末です。


では、何が今の市長をトップの座に押し上げたのか?
それは、長期間、トップの座に居座った前の市長に対する批判が今の市長の票に流れたというのが当時の一般的な見方だったと記憶しています。
その流れを決定づけた選挙戦術こそが、あの『5期20年は長すぎる』という立て看板だったと私は見ています。


4年前、市民はある意味、個々の政策というよりは、若さで推し進める変革に期待したのだと思います。
同時に、当時の三木市に覆っていた閉塞感を取り除いてくれるバイタリティや明るさ、協調からうまれる新たな創造性などに期待しながら、そのような期待に応えられる力量をこの4年間、つぶさに観察してきたのではないでしょうか。
当然、「力量」の中には市長としての政策形成能力や変革力だけでなく、市長としての器や資質、立ち居振る舞いなども含まれます。


次回は、このような「力量」も含め、市長(リーダー)に必要とされる要件とは何かということを一つ一つ見ていきながら、私なりのリーダーを選ぶ際の一つの目安をご紹介したいと思います。
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# by kkamoike | 2009-12-01 20:44

市民の意見が反映される仕組みづくりに着手してほしい

新人候補の稲田陣営からもチラシが出ました。
現職が先に口火を切る形でチラシを撒いたということで、その内容に対抗する中身とも受け取れるわけですが、2点ほど私なりに感じたことをピックアップしたいと思います。


1点目は、「事業仕分け」です。
以前に当ブログでもこの「事業仕分け」について取り上げました。
地方自治体でもすでに取り組んでいるところがあることからすれば、特に目新しいことではありませんが、今の三木市の現状を考えれば画期的な取組になるのではないでしょうか。
なぜ今、三木市でこの「事業仕分け」が必要なのか?
私は、今三木市が発している「財政危機宣言」の一番の原因は、もちろん病院問題の先送りだと思っていますが、それと同じくらい見逃せないのが、厳しい限られた予算にも関わらず、あれもこれもといったいわば選挙対策とも取られかねない事業の実施が次から次へと市長の独断で展開されてきたことが財政圧迫の大きな要因だと感じています。
市長がやると決めたものは、たとえ議会が正しい見識のもとに難色を示したとしても、強引に事業が進められてしまうという現実に大きな問題があると感じています。
したがって、このような独裁政治ともとれるやり方を、真に市民の手に取り戻すためにも事業の決定のプロセスを公正かつ明快にしていく必要があると感じています。
今後、この仕組みをどのような形で進めていくのかといった具体的な青写真についてはできるだけ丁寧に、かつわかりやすく有権者に示していただくことを期待します。


2点目は、病院問題です。
こちらも当ブログでこれまでいろいろと書いてきました。
しかし、残念ながらそのほとんどが批判に終わってしまった内容だったり、自分ならどうするのか?という代替案が示せないまま今日に至っています。
今回、稲田氏はこの病院の経営赤字問題をグラフなどを用いて指摘しておられるにもかかわらず、論点が定まらないといいますか、少しぼやけてしまっていることにやや不満を感じます。
チラシの内容を見ても、現在の病院経営について問題提起しておられるのか、あるいは、統合病院のあり方、進め方に異議を唱えておられるのか、はたまたその両方を批判しておられるのかイマイチはっきりしないのです。
また、現在の病院経営が悪化していることに対する対応策としては、(一つの取組事例だとは思いますが)「周産期医療の充実」を上げておられますが、それだけで現在の経営状況が改善されるとは到底思えません。
こちらも、もっと具体的な青写真、現在の市民病院の経営をどうしていくのかという部分を有権者にわかりやすく示してもらわなければ、私のブログと同じように単なる批判だけに終わってしまうことになりかねませんね。
ただ、これまで病院の中の台所事情がわからない立場であるのは事実なわけですから、具体的な方針を今の時点で示すのも酷な話、ある意味無責任な話かもしれません。
だったら、市民の立場に立った考え方のもとに、専門家を交えた協議を再開していく中で、現在の病院経営のスリム化も含めた見直し、統合病院のあり方の見直しなどをもう一度市民の目線から検討し直すといった主張でも、決して逃げなどではなくて、アリな話だと思うのですが···。


私がこのように思う理由としては、現市長の元では、現在の病院経営の改善に何一つ効果的な手立てが打ち出せなかったこと。
また、統合病院に関して言えば、市民不在のまま重要事項が決定されてきたことが一番の問題ではなかったかと感じているからです。
チラシの中の川柳にあった「市民病院が遠くなる」ことだけでも市民にとっては切実な問題であるはずなのに、また、跡地についても今後協議していくということですが、市民の生活に密着する公共施設、いわば市役所よりも身近な施設である市民病院を、いとも簡単に市外に移すことについて、市民との合意はもちろん、議会の中でもほとんど議論されてこなかったことは、この際、きっちりと真正面から有権者にぶつけていくべきではないかと感じています。
たとえ、今のまま統合病院の計画が進むことになったとしても、そのことについてもう一度、有権者が納得する形で考える機会を持つことは大事なことではないかと思っています。


市民病院の移転問題などは、時の為政者が一人で決めるようなことではないと思っています。
あくまで市民のための病院、市民の身近な問題であるわけですから、住民投票で決めてもいいぐらいの大問題であったと感じています。
この問題は、単に病院経営のことだけに留まらず、短期的には、市内から市民病院がなくなることに伴う地域経済へのダメージ、長期的に見ても将来の市の合併問題が浮上したときのシビックゾーン形成の際の主導権争い、まちづくりの中長期的な方針に沿った都市計画のあり方などの問題にも大きく影響する問題だと思います。
そう考えると、この問題は、単に病院のことだけで片をつけられるほど、実は単純なものではないのだという認識を今の段階から市民にもよく理解しておいてもらうことも大事なことだと思いますし、将来、後になって「あの時もっとよく考えていればよかった」と、三木鉄道廃止の問題のように後悔することのないよう、やはり、一度立ち止まって見つめ直す、考え直す機会を持つだけでも、それは大変意義のあることではないかと感じています。


ここまで関係者との間で話が進んでいるものを、批判するということは、現職が進める統合病院に反対しているのか?と解釈されたり、「統合病院推進か白紙撤回か」という短絡的な議論を用いた政争の具にされてしまう可能性も否定できません。
そういう意味で、新人がこの問題に触れることは、ある意味、自ら不利になる状況を作り出してしまう危険性もはらんでいるといえるのかもしれませんが、私は、この問題を少しでも有権者に見つめ直してもらう意味で、このことを今この段階で問題提起を候補者がされたのであるなら、その想いと勇気に対し拍手を送りたいと思います。
これらの問題は、一回きりの、単発の情報発信では、発信者の意図が伝わらなかったり、間違った方向に解釈される恐れがあると思いますので、ぜひ、今後も引き続き、きめ細かな発信をしていただくことで、市民の理解を深め、関心を高めていただけることを一人の市民として期待しています。
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# by kkamoike | 2009-11-30 19:24

まちの未来の姿を語り有権者と心を一つにすることこそが「マニフェスト選挙」の醍醐味


前回前々回と「ガンバレやぶさんの瓦版」(やぶもと吉秀後援会事務所発行)について書いてきました。
記事を書いての今の心境は、正直、「虚しい」の一言です。


どういう点でそう感じたのかといいますと、確かに個々のデータの状況や推移を見る中で、三木市が今どういう状況なのかということを客観的に見ることについてはある程度、意味のあることなのかもしれませんが、例えば、瓦版のグラフに出ていたような「育児·教育相談件数」が増えたとか、「不登校児童·生徒数」が減ったからといって、相対的な評価がもらえる「子育て環境」の整備ができているのかというとそうではないと思います。
特に後者の「不登校」のデータなどは全体的な児童·生徒数が年々減ってきている中で、それに対応する施策の有効性が表れてきた結果なのかという評価は一概に言い切るのは難しいのでは?と思ったりします。
まぁそのような細かい指摘は兎も角、要は、これらのデータや統計は、確かに一つの側面を表してはいるけれども、それをもって「子育て支援」の充実が図られたとはいえないのではないかと思います。
市民一人ひとり、個人や家族の生活様式によっても、それぞれの方が望む子育て支援のあり方、想いというのは違うわけですから。


また、まちのにぎわいにしても、「図書館の貸し出し冊数」、「みっきぃバスの乗客数」「観光客数」といった統計グラフが用いられていますが、確かにこれらの数値が増えていくに越したことはないでしょう。
しかし、これらの数値が増えたからといってどうなの?ということです。
これらの項目の数値が増えたとしても、肝心のそこに住む人たちがまちに賑わいを感じていなければまちづくりという観点からすれば、評価はされないのだと思います。
特に、今回の市長選挙では、現職のこれまでのまちづくりに対して「まちに閉塞感が漂っている」と、いわば「NO」を突きつけられているわけですから、それに対抗していく根拠資料としてはあまりにも説得力がなさすぎるといいますか、お粗末過ぎる気がします。
ある政策だけでまちのにぎわいを取り戻せるほど、まちづくりは簡単ではないはずです。


政治家が行うマニフェスト選挙···
有権者の気を引くために目先の都合の良いことばかりを並べ立てた、細かい政策レベルのマニフェストや、個々の数字を分析していくことも結構ですが、そんなマニフェストは、極端な話、政治家でなくても官僚(公務員)、もっと厳しい言い方をすれば、単に作るというだけなら、そこそこの行政知識を持っている素人にでも簡単に作れるのだと思います。
それ以前に、まちづくりをどのように導いていこうとしているのかといったもっとグローバルな部分について自分の言葉で語りかける、政治家として未来に向けた夢や大きなビジョンを語ることこそがマニフェストには、第一に必要になってくることではないかと感じています。
不器用な言葉でもいい、自分の言葉で発信し、民衆の心を捉え、心を動かしていく指針をつくりあげ、みんなでその目標に向かって心を一つにしていくプロセスこそが、マニフェスト選挙の醍醐味だといえるのではないでしょうか。
そんな醍醐味を選挙を通じて有権者と共有できた政治家こそが、最終的に「市長になってほしい人」として認められることになるのだと思います。
うまく言えませんが、昨日今日の雑感日記さんの記事を読んで、そんなふうに感じています。


薮本さん、今振り返ってみて、4年前に目標としたまちづくりの姿にどれほど近づいた(近づいている)とお考えですか?
そして、今後4年間、さらなる改革を進めて、三木市をどのようなまちにしていきたいとお考えなのですか?
どこの自治体でも使われているような「安全安心」や「産業の振興」などといった美辞麗句なスローガンばかりを並び立てるのではなくて、薮本さんにしかできない、薮本さんの個性が表れたスローガン、まちづくりの未来像を示して、みんなを引っ張って行ってくださいよ。
有権者はそこのところを一番知りたがっているのだと思いますよ。
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# by kkamoike | 2009-11-27 18:33

瓦版のミカタ その2

前回のつづきです。
ニュース的には少々、旬を過ぎた感もありますが、瓦版の統計グラフでは取り上げられていない部分もクローズアップしておくことも大事ではないかと思い、いくつかの私なりの視点とあわせて、決算カードに出ている数字をベースに統計(グラフ)をまとめてみました。
あくまで客観的な情報として、「へぇ~、こんなミカタもあるんだ~」と受け取っていただくなど、お一人お一人、三木市の現状について考えていただく参考にしていただければと思います。


①-1
職員の人件費や人数は、前回にも触れましたが、非常勤職員数とその人たちに支払われた賃金の推移も注視していくべきではないかというのが私の視点です。
これまで広報みきなどでは正規職員の処遇に関する情報しか取り上げられていなかったように思いますが、私は、その正規職員削減の裏返しとして、非常勤職員の採用は年々増えてきているのではないかと睨んでいます。そのあたりのこともぜひ明らかにしてほしいものですね。
①-2
正規職員の中でも心身の不調で長期休暇を取っておられる方がたくさんいるとの噂を聞いたことがありますし、以前くろしま議員のブログにもそのようなことが確か書かれてあったように記憶しています。
健康上の理由で仕事に就けない職員数は一体どれぐらいおられるのでしょうか?
この4年間でどれくらい増えてきているのか非常に気になるところです。
この割合が多ければ多いほど、効率が悪いと言えるわけで、今いる職員がいわばフル活用できていない現状が見えてくるのかもしれませんね。
①-3
瓦版には、「7パーセントの給与カットをしている」と書いてありますが、4年前に健全財政を第一目標に掲げて就任したにもかかわらず、4年を経過した今もなお、7パーセントもの給与カットを継続していかなければ立ち行かないという現状は、4年間で財政再建を果たすことができなかったことを市長自らが認めていることと同じことだといえそうです。


②-1
みっきぃバス乗客数は55パーセント増というグラフが出ていましたが、先日の神戸新聞では、三木鉄道の代替バスの赤字が増え続けているという記事が掲載されていました。
おそらく、みっきぃバス路線も同じではないでしょうか。
4年前と比べて、路線の見直しや充実が図られてきたのに伴い乗客が増えてきている反面、赤字も増え続けてきているのではないでしょうか。
公共交通ですから、赤字であっても簡単に廃止はできないスタンスなのでしょうが、乗客数をクローズアップするのであれば、バス路線の赤字の状況もあわせて明らかにしておくべきだと思います。
それに、そもそも路線ごとの乗客数の推移を見ていかないと、全路線ドンブリの乗客数の推移だけを見ても正しい分析などできない、意味がないと思うのですが···。
②-2 
三木鉄道を廃止したことを受けての4年間の効果額と跡地利用に必要となる事業費の比較も必要ではないかと思います。
噂では、跡地に10数億円の整備費が必要になるという新聞記事も過去に出ていましたね。
記事が見当たらなかったので、雑感日記さんから引用させていただきました。



借金が109億円減少したとのグラフが出ていましたが、基金(貯金)の推移はどうなっているのでしょうか?
ここからは、決算カードで平成17年~20年の4年間の数字を抜き出し、グラフにまとめてみました。
平成21年度の見込みがわからないのですが、少なくとも、子育て応援特別手当財源7千万円を基金から支払うというニュースも出ていましたし、ハコモノ建設にも積極的に着手してきていますから、平成21年度も目減りすることは確実だと思われます。
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ハコモノにかかる決算額にも注目しておきたいところです。
決算カードでいう「普通建設事業費」はハコモノ決算が含まれる項目のようです。
この4年間、減少しているどころか、平成19年、20年はかなりのお金を費やしていることが良く分かりますね。
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⑤最後は、病院会計の収支額と、普通会計からの繰入額の推移です。
一目瞭然、4年前とは桁違いの額となっているのが良く分かりますね。
今回の選挙ではあまりクローズアップされてはいませんが、この状況を放置したまま、統合病院建設までただひたすら増え続けるのを耐えていくということでしょうか?どこまで増え続けるのかと不安になりますね···
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# by kkamoike | 2009-11-26 21:53