どうぶつのつぶや記

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今年を象徴する出来事

今年を表す漢字は「偽」。

うまく表現できないが、それぞれが物事の本質を見極める努力を怠ってきた結果が様々な事象として表面に浮き上がって来たのではないかと感じている。

無関心、ことなかれ主義、上辺だけの取り繕い、疑いもなく情報を流したり、鵜呑みにする、倫理や理念よりも欲望のおもむくまま、真心や思いやりのなさ···数え上げたらきりがない。

そのような人間の愚かな部分が至るところで噴き出た一年ではなかったか。

朝日新聞の記事によると、三木市内の小学校で、児童虐待に伴う保護をめぐり学校長や議員の対応が問題となっているという。

親の責任は言うまでもないが、本来、子どもや部下を守らなければならない立場の人や、市民のために尽くさなければならない立場の人までもが物事の本質を見極めることができず、結果として守らなければならない人達を守れなかった責任は非常に重いといわざるをえない。

今年起こった様々な暗い話題と通じるものがある、胸が苦しくなる悲しい出来事であった。

来年こそは、それぞれが「偽」を見抜き、物事の本質を見極めることができる世の中にしたいものである。

私もそのための努力をしていきたいと思う。




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by kkamoike | 2007-12-29 11:37 | Comments(0)

市民に何を求めているかがわからない

基本構想の策定に関する議案が可決された。
向こう30年間のまちづくり計画の指針に相応しい内容かどうかが議会でしっかり審議されたようだ。

基本構想の策定にあたっては、地域別に各2回、タウンミーティングが開催された。
にもかかわらず、タウンミーティング開催から今回の議会で可決されるまでの間、市民への目に見える形でのフィードバックはほとんど見られなかった。

パブリックコメントだったかどうかはっきり覚えていないが構想案がホームページにアップされていたことは記憶している。
ただし、どれだけの市民の目に留まったのかは疑問である。
何のために月2回広報誌が発行されているのかとも思う。

今回のように、市民の声を聞いた後、それなりのフィードバックがされないのであれば、わざわざ人件費や時間を費やしてまでパフォーマンスをしなくてもいいんじゃないの?と思うのである。

また、初めから市民の声なんて聞く気なかったんじゃないの?と勘ぐりたくなるのである。

「最終的に難しいところは市民にはわからないだろうから、私たち行政でさせていただきました。」
なんだか、そんな虚しい声が聞こえてくるようだ。
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by kkamoike | 2007-12-26 22:46 | 三木市政 | Comments(0)

「リーダーシップを発揮する」とは

 『会社の品格』(著者:小笹芳央)に、リーダーの影響力の源泉となる5つの要素が述べられている。

①「専門性」=すごい
ある特定の分野に長けている、経験がある、高い評価を受けているなどの専門能力があるかどうか。

②「人間性」=素敵
人間としての魅力があるかどうか。人は素敵な人、魅力的な人からの指示は従おうとするもの。したがって、自分が好きな人、素敵だなと思える人であるかどうかは影響力という観点からとても重要。

③「反報性」=ありがたい
部下がありがたいなと思えるほど自分のことに一生懸命関心を持ち、指導してくれること。
結果として、この人に恩返ししたい、この人に報いたいという気持ちにさせること。

④「一貫性」=ブレない
いついかなるときもブレないこと。明確な判断基準を持ち、自らの言動もそれと一致していること。

⑤「厳格性」=厳しい
規範からズレたときには、厳しく叱れること。ルールや規範に対して自分にも厳しく、メンバーにも同様に厳しいこと。


これによると、
「リーダーシップを発揮する」とは、権力を笠に着た影響力の行使ではなく、人が人に与える影響力の結果によって必然的にもたらされるものであるということがよく分かる。
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by kkamoike | 2007-12-24 16:11 | リーダーの条件 | Comments(0)

全国最年少市長のブログに思う

私のお気に入りのブログの一つに三条市長のブログがある。

武雄市の樋渡市長と同じく総務省出身の市長だ。

ご自分の言葉で日々感じたことを率直に述べられていて親近感が持てる内容となっている。

その三条市長のブログによると地域ブランドの確立を目指して、年明けにも先進地である武雄市に視察行かれるとのこと。

そういえば三木市長もいろいろな所に視察に行かれているようだが、どのような想いで、また、どのような目的で視察に行かれるのか、そして視察の成果はどれほどのものだったかということが私たち市民には全く伝わってこない。

ブログが使えないなら、ホームページの中にコーナーを設ける形でもいいので、普段、市長が考えていることを市民にフランクな形で定期的に発信できないものだろうか。
そうした地道な取り組みこそが、市民からの信頼が得られる一番の近道だと思うのだが。

残念ながら広報誌で毎回掲載されているコラムでは、タイムリーな話題を提供するにも限度があるし、書いてある内容も文字制限の関係なのか、飾り言葉や抽象的な表現が多く見られ、毎回同じような挨拶文を読んでいるようにしか感じないのである。なにか一昔前の情報発信のような印象さえ感じる。
これでは市民の心を動かすことは期待できない。
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by kkamoike | 2007-12-20 00:20 | 三木市政 | Comments(1)

新病院の建設について(2)

前回も述べたが、
新病院を三木市へ誘致することは、三木の将来を考えた場合、本当に得策なのか疑問である。

加西市長が加西市民病院のあり方検討委員会の席の挨拶で次のような意見を述べられている。

「神戸大学や兵庫県は、とかく北播磨という行政区域の中だけで考えようとしていますが、私は、北播磨地方の西の端に位置する加西市は、北播磨5市1町だけで病院問題を考えるのではなく、隣接している姫路市や加古川市、そこにある国立病院機構姫路医療センターや新築中の県立加古川病院をも視野に入れた議論が必要ではないかと考えています。」

三木市の場合、すでに小野市との統合については合意に至っている。
しかし建設地の誘致に当たっては、地域は違えども、加西市長のいうような視点も考慮に入れながら決める必要があるのではないだろうか。

前回も述べたとおり、どれだけの市民が利用するのかといったマーケティング調査を行い、その結果に基づく政治判断が必要になるだろう。

公的医療機関であるかぎり採算を度外視しなければならない部分が必ず出て来るだろうから、建設費以外にも毎年多額の税金を充てなければ経営は成り立たないのは目に見えている。

また、近隣の病院に負けない設備や評判のいい医療スタッフを揃えるなどの思い切った投資を行わないと、これから地域で生き残っていくことは極めて難しいだろう。

三木市の投資額に見合うだけのものが市民に還元されるのか、どれだけの市民の利用が見込めるのかをしっかりと見極めたうえで、三木に建設地を誘致するかしないかを考えてもらいたい。

その判断を誤ると将来にわたってとてつもなく大きな負債を背負うことになりかねない。
何度も言うが、市長と議員がしっかりと向き合い、深い議論を期待したい。
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by kkamoike | 2007-12-18 22:53 | 三木市政 | Comments(0)

新病院の建設について

広域の病院建設構想に三木市と小野市が合意に至るという記事が新聞を賑わしている。


三木市民病院は、年々利用者数も入院者数も減ってきているという。
三木市がおかれている地理的な条件を見ても、吉川の生活圏は三田である。当然、医療も三田市の病院を利用している方が多いだろう。
また、緑が丘や青山などの三木で一番人口の多い地域は神戸市に隣接しており、神戸中央病院や西神医療センターなどを利用する人が多いのではないか。
そして、数年後には、県立加古川病院が新しく建設される。現在よりも三木市に近い位置に建設され、設備や医師のレベルも充実させるであろうから、多くの三木市民も利用するようになるのではないか。

そんな中、多額の資金が必要となる新病院を、三木市に建設したいと考えるのは、果たして三木の将来を考えた場合、本当に得策なのか疑問である。

今回の三木市の一連の報道を見るに、財源の問題も含め、本当に三木市の将来のことを考えてくれているのか非常に不安である。
また、議会も含めた十分な議論がされたのか、三木市に病院を建てるメリットデメリットについて侃々諤々の議論があっての発表だったのかということも疑問に残る。

神戸大学からの一方的な話だから、具体的な話はまだまだ先のことだから···

まさか、市長も議員も建設着工はまだまだ先のことだから、自分には関係ないことだと真剣に受け止めていないということはないと思うのだが···。

私は、小野市は三木市よりも財政状況が良好なのだから、建設地を小野市にして、資金の面から経営の面まで小野市が中心になって面倒を見てもらうのが得策と考える。三木市は必要最小限の負担ですむようにするべきだと思うのだが皆さんはどのように考えられるでしょうか。三木市にとって有利な条件で折り合いをつけるのも政治家の腕の見せ所と言える。

いずれにしても多方面の有識者などから意見を聞くために必要な情報公開はまだまだ必要だし、一刻も早い議論の場が求められることは間違いない。

今後、小野市との駆け引きに翻弄されっぱなしではあまりにも情けなさすぎる。
市長も議会も···
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by kkamoike | 2007-12-14 12:36 | 三木市政 | Comments(0)

やっぱり「ブレーン」は必要

38歳という若さで大阪府知事選挙に立候補を表明した橋下弁護士

それに関連して、橋下氏が出演している番組で共演している三宅氏と勝谷氏が産経新聞にコメントを寄せられていた。

若さや正義感、大阪を想う熱意に期待する一方で、行政の経験がないことをカバーするための副知事の登用がポイントであるとか、若さ故に空回りすることがないよう年長者のブレーンが必要なのではないかといった指摘がされていた。

三木市の場合、市長の年齢は50歳前後と決して若くはないし、県での行政経験もあるので、素人とはいえない。
とはいえ、市の規模が小さいからといって、首長一人のワンマン体制での舵取りは、市民としても心もとないと感じている人はたくさんいるのではないだろうか。
三木市長に限らずいずれの首長も全ての分野に長けているわけではないだろうし、いつも正しい判断ができるとは限らないからだ。

やはり、三木の場合も、副市長人事は必要だと思っている。

本当に必要な部分までもが、無駄な経費であるかのごとく行革の対象にされているような印象を受ける。
自分のマニフェスト(財政再建)を実現するためだけともとれる。

「ブレ過ぎるリーダー」には、なおさら副市長人事というものが必要だと思うのだが。
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by kkamoike | 2007-12-12 12:33 | マニフェスト | Comments(0)

リーダーには才よりも徳が求められる

「生き方」 稲盛和夫著

131~132ページ

人の上に立つ者には才覚よりも人格が問われるのです。
人並みはずれた才覚持ち主であればあるほど、その才におぼれないよう、つまり、余人にはない力が誤った方向へ使われないようコントロールするものが必要になる。
それが徳であり、人格なのです。

(略)

同じような趣旨のことを中国は明代の思想家、呂新吾がその著書『呻吟語(しんぎんご)』の中で明確に説いています。すなわち、
「深沈重厚なるは、これ第一等の資質。磊落(らいらく)豪雄なるは、これ第二等の資質。聡明才弁なるは、これ第三等の資質」
この三つの資質は、それぞれ順に、人格、勇気、能力ともいいかえられるでしょう。つまり呂新吾は、人の上に立つ者はその三つの要素を兼ね備えていることが望ましいが、もしそこに序列をつけるなら、一が人格、二が勇気、三が能力であると述べているのです。
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by kkamoike | 2007-12-11 20:29 | リーダーの条件 | Comments(0)

オンリーワンとナンバーワン

小野市長の毎週更新のコラムの中に、「平成21年 全国ハーブサミット開催に向けた小野市の取り組み」(2007年10月31日更新)が紹介されている。

要約すると、
小野市では現在、市内で約200名の「ガーデニングボランティア」の方が活動を展開していること。

ひまわりをはじめ、ローズマリーやオリーブなど100種類以上もの花やハーブを使った“色と香り”による“美しいまちづくり”を推進していること。

花や苗は、自治会や地域づくり協議会にも配られていて、各地域の公民館や公園、駅周辺に植えられるなど、市民が主体となった“美しいまちづくり”の実践が進んできたこと。

ハーブは鑑賞するだけでなく、私たち食生活に欠かせないものであることから、
小野市で開催する全国ハーブサミットでは初めて、“食育”といったこともテーマとして捉え、農業振興や地産地消、健康な食生活、健康な暮らしづくりといった面からも、小野市全体が、健康で活力あふれる街となるような取り組みへと繋げていきたいと考えていること。

そして、最後に、
小野市でしか成し得ないオンリーワンの「全国ハーブサミット」を目指したいと結ばれている。


小野市ではいろいろな分野で先進的な取り組みが注目を浴び、ことごとく成功している感があるのだが、この事例をみてもわかるように、目指すまちづくりのスローガンが明確であり、目標に向けた具体的な取り組みが次々と展開されるため、市民も同じイメージ、想いで、積極的にまちづくりに参加できる環境が整っているのだと思う。

三木市も小野市も最終的なまちづくりのイメージは同じ方向を向いているように感じるのだがコンセプトや手法は異なるようだ。

「ガーデニングシティおの」をスローガンに『オンリーワン』を目指す小野市と、
「日本一美しいまち」をスローガンに『ナンバーワン』を目指す三木市。
今後、この2つのまちのリーダーからますます目が離せない。
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by kkamoike | 2007-12-08 23:38 | 三木市政 | Comments(0)

三木の観光を語る情熱があるかどうか

武雄市がホームページに力を入れているということは以前の記事でも紹介した。
見た目も日に日に変化しているようだ。

そのホームページの項目の中に、「観光情報」というコーナーがある。
「観光情報」には、観光パンフレットや散策マップ、四季情報のPDFが掲載されている。

他の市の観光パンフレットのレベルがどれくらいなのかはわからないが、
一つ一つの中身を見ると、一言で言って、「おもてなしの心」が伝わってくる内容だし、
市販の観光ガイドブックにも負けないほどの充実ぶりだというふうに感じた。

一方、三木のホームページで観光のページを見てみると···

確かに、観光名所は、たくさんある。
しかし、残念ながら、三木市全体をイメージするには乏しい内容だし、
お世辞にも、三木に行って楽しんでみようという気にさせる内容とはいえない。

ホームページには掲載していないだけで、三木市にもいろんな観光パンフレットが作成されているのだろうが、ホームページでそれらのパンフレットを見ることができないのは残念だ。
また、武雄市のように、そこに住む人たち一押しのスポットやコースを、これでもかこれでもかというぐらい発信するパワーや情熱が伝わってこないのも非常に残念でならない。

「三木鉄道関連のイベント」や、「食を提供する場づくり」といった取り組みも結構だが、昔からある三木の魅力を、三木に住む人たちの視点で、観光客にパンフレット等で語りつくせないようでは、これからの三木の観光行政に大きな期待は持てないのではないか。

先日行われた、観光タウンミーティングの議事録を読んでそんなことを感じた。
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by kkamoike | 2007-12-04 18:57 | 三木市政 | Comments(0)