どうぶつのつぶや記

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「お客様」と「いらっしゃいませ」

大西さんのブログの中で「行政マン」の記事が書かれてあった。
大西さんのおっしゃる通りだと思う。

私も、職員の方たちの対応という観点で以前から気になっていたことがあるのでここで述べたいと思う。

いつの頃からか、市役所で「お客様」とか、「いらっしゃいませ」というような言葉が聞かれるようになった。
役所に行くとそんな言葉を案内とかでかけられる。
市長のホームページにもそんな言葉が載っていたと思う。

それはそれで、職員の方の対応の意識や行動なども、以前よりは良くなったのかもしれないが、私個人としてはどうも違和感を覚える。

それは、私自身、市の「お客様」という認識がないからかもしれない。

確かに税金は支払っているが、税金を払うのは、国民の義務であるから払っているのである。そして、自分だけ(一部の者だけ)が享受するサービスに使途を限定して支払っているわけではない。
「お互いに助けあう精神」という言い方が正しいどうか分からないが、個人的にはそのような気持ちで支払っている。

そしてもっと極端な言い方をするなら、まちづくりの株主や出資者というイメージだろうか。でもまんざら間違いではないように思っている。

個別に自分が受けたいと思うサービスなどは使用料や個人負担として税金とは別に支払っているのである。

行政が、
市民と対等の立場で、パートナーシップで、協働と参画で···というのであれば、少なくとも「お客様」という言葉はおかしいと思うのだが。

ついでに、
「いらっしゃいませ」という言葉も、言葉尻をとって言うわけではないが、庁舎や市の施設は市民みんなのものであるはずだ。
市はあくまで管理を任されているだけだろう。
自分の家に入って、「いらっしゃいませ」はないんじゃないかと思うのだが。

大西さんのブログを見て、ちょっと感じたことを書いてみました。

PS
先日、図書館に行ったとき、職員の方が「いつもご利用いただきありがとうございます。図書館の○○です!」といった内容だったと思うのだが、元気な明るい声で電話応対されているのを見かけた。
こちらは、全く違和感もなく、端で聞いていてとてもいい気分になった。

臨機応変な対応をするのもプロフェッショナルとして求められる大事な要素である。
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by kkamoike | 2007-10-31 19:57 | 三木市政 | Comments(8)

あなたの笑顔を覚えていたい

NHKスペシャル「あなたの笑顔を覚えていたい」

番組に登場する女性は、10歳の時の交通事故が原因で、高次脳機能障害となった。
重い記憶障害のため、ひどいときには数分前に自分が何をしていたのかも忘れてしまう。
その彼女が、結婚、出産、育児を通して、自らの成長と家族の絆を深めていく過程を記録したドキュメント番組。

「甘やかすだけが親の役目じゃないのよ。」
記憶障害を持つ彼女の母親が、ハンディはあっても、親としての役割や責任、自覚といったものをしっかり持ってほしいという願いから出た言葉。
その言葉の意味を理解しつつも、自分の思うように行動できず苛立つ彼女···
お互いの正直な想いをぶつけ合いながら、主人公の彼女が悔し涙を流すシーンには、思わずグッとくるものがありました。

もう一つ、

できるだけ早い時期に親離れ、子離れが必要と判断し、保育園に預けたいと願う家族、
自分の記憶の中に、一番かわいい時の子どもの姿を、少しでも焼き付けておきたいと願い、子どもを保育園に入れることをためらう彼女。

よちよち歩きができるようになって、お母さんのもとに帰る姿を見た彼女の妹の言葉、
「すごいね。最後はお母さんのところに戻ってくるんだね。すごいね。」

この一言で、
「たとえ自分の記憶は消えてしまったとしても、子どもは私のことを覚えていてくれる···」
彼女の気持ちの中で、これまでの「不安」が、「希望」に変わった瞬間。
このとき彼女は、家族の気持ちを受け止め、子どもを保育園に預ける決意をする。


「今、子どもや家族といる時間が一番幸せです。
障害がなければ今の幸せはなかったかもしれない。
障害があったから今の幸せがある。
そう思うようにしています。」
淡々とした口調で語る彼女の言葉がとても印象的だった。

「今、この一瞬、一瞬を大事にしたい」と心から願う人がいることを忘れないように生きたいと感じた。
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by kkamoike | 2007-10-30 12:47 | Comments(0)

タウンミーティングのこと

昨日はタウンミーティングがホースランドで開催されたようだ。
残念ながら地元の集会と重なり参加できなかったのだが、集会の後、たまたま近くのコンビニでタウンミーティングに参加した友人と出会い話しを聞くことができた。
参加者もそこそこで、いい意見もあってよかったということだったが、一点、首を傾げたくなるところがあったので今回はそのことを書きたいと思う。

それは、タウンミーティングにわざわざ出席していた職員を市長自ら帰らせたということだ。
市長の総括の中で述べたことのようなので間違いはないみたいだ。

帰らせた理由は、議会で職員の参加者を最小限にすると約束したからだそうだ。これからは参加者をできるだけ十人以下程度に抑えるとのこと。

私が疑問に思うのは、そんな縛り(人数を何人以下にする)を設ける必要がなぜあるのかということである。
議会とのやり取りを直接聞いているわけではないので、議会側の真意を掴むことはできないが、問題とするべきことは、職員の参加者数云々ではなく、組織としてタウンミーティングに臨む際の考え方ではないのかと思う。
必要以上の職員を動員させる、参加を強制させている風潮、組織の風土が問題なのだと思う。
さらに、職員の数が多いということよりも、参加する住民の数が少ないことのほうが問題なのだと思う。

行政が住民との参画と協働をこれからのまちづくりの核として位置付けるのなら、むしろ自主的に参加する職員は多ければ多いほど歓迎すべきことなのではないのか。
職員が参加するメリットは、今日のさるとるさんのブログを見れば一目瞭然である。
そういう芽を市長自ら摘む行為は住民と職員への裏切り行為ではないのだろうか。

また、実際に帰らされた職員があると聞いて、ここでも市長の都合で、職員がいいように利用させられているのだなと感じた。言葉は悪いが、職員を物扱い、私物化している印象すら感じた。

そこには、高い理念や信念に基づく言動とは思えない、議会との「視点を取り違えたやり取り」に翻弄する姿、自らを保身する醜い姿しか見えない。

誰のための、何を目的としたタウンミーティングなのだろうかと感じた。
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by kkamoike | 2007-10-28 11:30 | 三木市政 | Comments(3)

食糧争奪

先日、オンブズマン三木さんのブログに農業政策のことが書かれてありました。

同じタイミングで日本を含む世界の食糧問題に対する警鐘と農業政策への提言がされている本を見つけましたので紹介します。

ショッキングなタイトルに書店で釘づけとなりパラパラと読んでいたのですが、かなりのボリュームだったため思わず尻込みをしてしまい、結局購入しませんでした。
でも、読者レビューを見て読んでみようかなと決意を新たにしました。(笑)

食糧争奪―日本の食が世界から取り残される日 (単行本)
柴田 明夫 (著)


参考までに
私を読んでみようと思わせてくれた読者レビューを紹介します。

···

ショッキングなタイトルのため、食糧不足のことをとりわけ悲観的かつセンセーショナルに喧伝する本かと思いきや、さまざまな角度から食糧問題(だけでなく農業問題も)の論点を提起する非常にバランスのとれた良書で、大変勉強になります。
具体的には、穀物需給の逼迫の要因を詳しく分析した第一章をはじめ、食糧だけでなく農業や環境、BSEから遺伝子組み換え食品に至るまで、現代社会が抱えるさまざまな問題点を豊富なデータで明らかにしてくれます。
また、世界、アジア(特に中国)、日本のそれぞれの階層における問題点、今後のあり方もしっかりと示されています。
著者の提言が盛り込まれた第5章を読むと、日本の農業や食糧問題は問題が多いものの、まだまだ(過去のしがらみなどで出来なかったことも含めて)やるべきこと、やれそうなことたくさんありそうな印象を受けます。それだけ、今まで有効な方策をとってこなかったということなのでしょう。
この先10~20年後には世界的に危機的状況を迎えそうな食糧問題について、国内でもっともっと活発な議論が行われることを(この本がそれを促すことを)期待したいと思います。

参考までにご紹介しました。
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by kkamoike | 2007-10-26 12:41 | Comments(0)

リーダーは渦中に入ってはいけない

NHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」
京都市立堀川高校校長 荒瀬克己

2001年に国公立大学入学者数が6名だった高校が、2002年には100名を超え、2007年には132名(うち京都大学35名)の入学者数を出すまでになった。
生徒たちの「知りたい」という探究心を掘り起こす教育方法、「背伸びが人を育てる」という校長の教育理念に基づく数々の行動や取り組みが、この学校に奇跡を呼び起こしたという内容であった。

「前のように勉強せなあかんという義務感もなくなった。いろんなものを一生懸命やっている時が勉強も一生懸命できる」という生徒の言葉が全てをものがたっていると感じた。

荒瀬校長の言葉のなかには、人を育てるという温もりとリーダーとしての確固たる信念が伺える。

···

校内を見る際は、「真剣に見つめるのではなく、ぼんやり見る」そうやって学校内の空気を感じる。
それは、
「渦中に入ると見えなくなる。リーダーは渦中に入ってはいけない」からだ。

リーダーとして大事なこととして、

やるべき時に
やるべき場所にいて
やるべきことをする

言うべき時に
言うべき場所にいて
言うべきことを言う

それができればいいんですが、それが難しい

···とも語っている。

前例のない新しい教育方法ばかりが注目されている印象があるのだが、荒瀬校長は、「改革」についてこう述べている。

「今までのものがよくなかったなんて事はない。
改革というと、今まであったものが全てダメで、それを壊してしまって新しいものを打ち立てるなんてイメージが強いが誤っている。
『今まであったものの中によさは必ずある』
それをより良くするためには、新しいものを入れなくてはならない。それがその時代の改革と言うものだ」と。

そして、
「校長の仕事は何ですか?」という問いに対する荒瀬校長の答えは「黒子」だった。

荒瀬校長の人間性、仕事に対するスタンスを表す一言だと感じた。
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by kkamoike | 2007-10-24 16:50 | リーダーの条件 | Comments(0)

何もしないという贅沢

日曜日から月曜日にかけて、山陰の三朝温泉に行ってきました。
自分のイメージは、昔からある普通の温泉街というイメージしかありませんでした。

そんな中、今回、宿泊先に選んだのは「大橋」という旅館でした。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、この旅館は、国登録有形文化財に指定された建築物を含む非常に希少価値の高い旅館です。

そのため、館内には新しくエレベーターを設置したり、バリアフリー化にすることもできないそうです。

そんな建物だからなのか、窓の隙間から虫が入ったり、隙間風が入ったり、歩けば床がきしむ音もあるかもしれませんが、そのようなときには誠心誠意の対応をさせていただきますという内容の注意書きが部屋の机に置かれていました。

これだけ見ればどんな建物なのかといらぬ誤解を与えてしまうかもしれませんが、なんのなんのそんなことはありません。
全ての面で、宿泊客の本物志向を満たし、満足させてくれる旅館でした。

まず、建物の随所に歴史と伝統を感じとることができること。
部屋は全て、「南天」や「桜」、「桃」など木にまつわる名前がつけられていて、その部屋の名前の木が床柱や天井の装飾などに用いられている。
同じ仕様の部屋はないというこだわりようで、それらの木も建築当時に全国から銘木を取り寄せて造ったそうです。
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そのため、手すり、床、柱、天井など全てに独特の光沢が輝き、見る角度によっても、時間帯によっても、また照明の明るさによってもそれぞれ違った印象を与えてくれる。
当然、廊下などの館内には、埃やチリなどは見当たらず、全てに手入れが行き届いていたことにも好感が持てました。

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窓の外には、三徳川(三朝川)が流れ、全ての部屋から川と手付かずの森を望むことができる。
そして、常に川のせせらぎを聴くこともできる。
歴史ある建物と自然に包まれた空間の中で過ごす時間は、どんな演出やサービスよりも贅沢であると感じました。

日常生活で当たり前になっているテレビや携帯電話、パソコンなどを見ることなく、川の音だけを聴きながらただぼんやりとできる瞬間。

当然、ハード面だけではなく、従業員の方たちの接客サービスも素晴らしかった。
そこで働く人たち全てから、この歴史と伝統のある旅館で働くことを誇りに思う気持ちが伝わってきました。
従業員教育がきっちりと行き届いている印象を受けました。


「お客様本位」という言葉を忘れてしまったかのように「営利至上主義」に走っている企業や個人のニュースが目立つ中、これほどまでに顧客満足を満たしてくれる企業(旅館)があるということに新たな発見と新鮮な驚きを感じました。

この旅館「大橋」をはじめ、三朝や倉吉の町で立ち寄ったお店はどこも暖かく私たちを迎えてくれました。ぜひまた訪れてみたいなと強く感じたいい旅行でした。

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by kkamoike | 2007-10-22 22:17 | Comments(0)

カルマ・ウラ氏が見た日本と五木寛之氏が見たブータン

ブータンの続きです。

以前紹介した五木寛之氏の「21世紀 仏教への旅 ブータン編 (21世紀 仏教への旅)」の中で、特に興味深かったのは、ブータン研究所所長、カルマ·ウラ氏と五木寛之氏との対談の場面だった。

カルマ氏はオクスフォード大で社会学を修め、今はブータン憲法の草案者でもある、国を代表するオピニオンリーダー。

日本にも滞在していたことがあるというカルマ氏の言葉には、GNPは世界トップクラスであっても、国民誰もが幸せだと感じているとは言いがたい日本の現状を鋭く分析した上で、数々の貴重な意見を述べている。

カルマ氏が感じた日本の印象を本文の中からいくつか紹介すると···

ブータンに比べて日本では公の場でのふるまいや行動がきびしく制約されていること。
日本人の行動バターンは非常に自制がきいていること。
こうすべきだ、ああすべきだという見えない規制が社会にあって、それに従っている人が多いこと。
そして、人間関係に限らず道路も舗装され、川もコンクリートで固めて水が流れる場所を決めてしまっていること。
公園の木の並びかたでさえきれいに定められてしまっていること。

日本の都市空間がコンクリートを多用して自然を規制しているのを見て、あまりにも決めつきすぎではないのかと驚いたという。

日本人がこのように自然を規制する必然性は、経済大国をつくるという一点から出てきているという結論に達したそうだ。
カルマ氏によると、あの戦争における敗戦が日本人の意識にゆらぎというか、亀裂のようなものをもたらしたのではないかと分析する。
そして戦後の日本人は、山の頂きを目指して短期間の間に先進国の仲間入りを果たした。

日本人は個人が努力しただけでなく、いわば兵隊として組織をつくり、そのことによって経済大国にはなったものの、組織がつくられたことにより、個人は全員そこに属さなければならなくなってしまった。

その結果、個人が心の安らぎを求めるとか、個人が幸福を追求するということが難しい状況になっているのではないのか。個人の充足感、自然、他の人たちとの人間関係を犠牲にして、その上に築いた発展だったのではないだろうか。
(本文より)

一方、五木氏が感じたブータンの印象とは。

そんなにあくせくしなくていいよ、思いつめなくてもいいよというゆるやかな感覚。
この国の人々はどことなくの正直で誠実な感じを与える。
それでいて堅苦しくなくよく冗談をいう。

ダライ氏との会談後、五木氏が感じ取った印象は、今の日本を覆う閉塞感を鋭く指摘している。

私たち(日本人)は、数値化され、形象化されたものだけにこだわり、目に見えないものの価値や目にみえない世界というのを見失ってきたのではないか。
そのために、今、大きな壁にぶつかっているのではないか。
ということである。

このことは、

日本の自殺者数の多い現状や小学生の「人を殺すことがなぜいけないの」という問いかけと根底の部分でつながっているように感じる。

次回は、「日本とブータンの『死の質』の違い」について紹介したい。
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by kkamoike | 2007-10-21 07:40 | Comments(0)

絵に描いた餅に終わらせるな

先日、通称やまかずさんのブログで三木市のタウンミーティングの話題が出ていた。
あわせて、そのブログに関するコメントがオンブズマン三木さんのブログでも展開されている。

私もタウンミーティングに参加したことがあるのだが、その時は非常に雰囲気が固かったという印象しか残っていない。

rfuruyaさんのおっしゃるとおり、やり方や体裁にとらわれすぎているのかもしれない。

重々しいという表現が一番相応しかったのかもしれない。

フランクな状況、ざっくばらんな状況をつくるには、お互いが心を開き、正直にならなければならない。

偶然にも、昨日紹介した「頭をよくする思考術」(著書:白取春彦)にこんなことが書いてあった。
フランクな、ざっくばらんな雰囲気を阻止してきた原因があるとするなら、
それは、双方、またはどちらか一方に、
恥をかきたきない気持ち
弱みを見せたくない強がり
様々な意味での保身
いつも相手より上に立ちたいという傲慢
相手からよく見られたいという虚飾
自分のくだらない自尊心
があるからだ。

自尊心は正義を行うときだけ必要なものであって、物事をわかりにくくするための障害にしてはならない。
(以上、本文より)
···

はたして主催者側にこの中に一つでもあてはまるものはなかったのか。

もしあるとするならそのような部分を取り除き、今一度原点に立ち戻る必要がある。

あるなしにかかわらず自ら省みる努力を怠れば、薮本市長のいう「現場主義」はまたしても「絵に描いた餅」に終わってしまうだろう。
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by kkamoike | 2007-10-18 12:37 | 三木市政 | Comments(0)

今、「考え方」について考えています

昨日、本屋を覗いてみると、樋渡市長推薦の「何のために働くのか」(著者:北尾吉孝)、さるとるさん推薦の「『伝説の社員』になれ!」(著者:土井英司)が並んでいた。
どちらもぜひ読んでみたいと思っていたが、最終的に買った本は「頭がよくなる思考術」(著者:白取春彦)だった。

今、私は、ブログを書いている。
ブログを書くことで、今、自分の頭で考えていることが整理できるようになればいいなという甘い期待感を持っているのだが、未だはっきりした根拠も実証もないままだ。

この本を読みはじめて、(ブログのことが触れてあったわけではないのだが)「書く」という行為が「考え」をまとめるのに適した手段であるということが少しではあるが論理的に理解できた気がする。
まだ最後まで読んだわけではないので、はっきりした確証はないが、今、自分がやっていることに何らかの道筋を示してくれるのではないかという期待感がある。

話は変わるが、先日、さるとるさんが自身のブログの中で、自分の思ったことを思いつくまま書くことについて、自分自身反省する面もあるというような内容のコメントをされていた。

この本の書き出しには、「誰にしても自分一人で正確に考えることなどできない。
だから互いに話しあい、本を読み、試行錯誤しつつベターな考え方、手段、生き方を模索していくのである」と書かれてある。
全くそのとおりだと思った。

そういうことからすると、今、ブログを通して自分の思ったことを書くことは、成果を導き出すための、そして「考える力」を育てるための立派な手段、過程であると見ていいのだと思った。

そして、この本には、生きるうえで、物事を考えるための助言があらゆる視点で簡潔にまとめられている。(自己啓発本が好きな人、考え方を変えていきたい人、もっと楽に生きたい人には特におすすめです。)

その中で、特に今回ご紹介したい部分は、

仮にその時点で考えをまとめたとしても、自分が導き出した考えを、徹底的に批判する勇気を持ち、実践することが大事だということ。
非難ではなく批判である。
人間は誰でも、常に自分の関心がある部分にしか目がいっていないという事実を謙虚に受け止め、他のいろんな意見にも目や耳を向ける心の余裕を持つことが大事だということ。

いろんな本と出合い、いろんな意見を聞くために、例えば、ブログなどを通して情報交換したりすることは、私たち自身が成長する上で非常に大事なことなんだとあらためて実感した。

いよいよ秋らしくなってきました。
図書館で本を借りるのもよし、自分で本を買うのもよし。
読書の秋をおもいっきり満喫してみてはいかがですか?
いい出会いが待っているはずです。
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by kkamoike | 2007-10-17 11:16 | 心に留めておきたい言葉 | Comments(0)

肝心なところが情報公開できていない

オンブズマン三木さんのブログに、「三木市長の情報公開は、まだまだ」という内容がある。

行革の取組に関しても、いろいろと声高に叫ぶのはいいが、何かにつけてやりっぱなしで、検証がされているのかされていないのかが分からない感がある。

例えば、市長が就任したときの古い話で恐縮だが、黒塗りの公用車を廃止した件について。

市長の場合、黒塗り公用車の廃止と合わせ、行革の一環で市長公用車の運転業務委託を廃止した。一方、議会は、同じく行革の一環として議長公用車の運転業務委託を始めた。
同じ市で、取り組んでいる行革なのに、やっている方向性が全く逆になるのはどうしてなのか?

常々疑問に思っていたことの一つである。

運転業務を委託する場合、当然、運転手の人件費も含めた契約になるだろうから、年間の必要経費は比較的算出しやすいはずだ。

一方、委託をしない場合はどうか。
普通に考えれば、専門の運転手がいなくなったということは、誰かが代わりに運転しているということになる。(市長自ら運転することも含めて。)
いずれにしろ、運転業務に関する人件費はタダではないはずだ。

市長公務に関する運転業務に一体どれくらいの人件費がかかっているだろうか。
年間の延べ走行距離、運転に従事した者の時間数と人件費を毎回積み上げて、はじめて委託業務を廃止した効果が測定できる。

黒塗り公用車を廃止して、いくらで売却したという情報公開も結構だが、それだけを前面に出して、肝心の中身がどれだけ効果があったのか、なかったのかが、公表されないというのは困りものだ。

結局のところ、「黒塗りの公用車」を売却したかどうかというのは、それほど大きな問題でないのだと思う。
肝心なのは、公用車運転業務にかかるトータル費用は増えたのか減ったのかということだろう。

議会にも、この辺のことをあいまいなままで放置せず、徹底した議論を求めたいし、市も行革の検証結果をしっかりと情報開示すべきである。

それができてはじめて行革がうまくいったかどうか、市民が判断する材料が揃うのだと思う。
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by kkamoike | 2007-10-15 20:30 | マニフェスト | Comments(0)