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どうぶつのつぶや記

「人の持つ力」

モチベーションが高くなれば、
より「付加価値」の高いサービスが提供できるといわれています。
仮に、目標を実現するために必要なものがすべて揃っていたとしても、モチベーションという要素によって、その成果は大きく違ってきます。


「組織」は「人」によって成り立つものですから、一人一人がそれぞれの責任の下に与えられた役割を遂行することは当然のことです。
しかし、その「人」を、単なる「コスト」としてしか考えられないリーダーは、例えば、部下には自分の指示したどおりのことしか考えることを許さなかったり、部下の創造性を育む度量の広さがなかったり、要は、部下が自分たちで判断し、動くことを極端に嫌うことが多いといわれています。いわゆる「ワンマン」という言葉で表されるリーダーです。
この場合、リーダーシップが上手くとれていたり、組織がいい方向に動いている時は必ずしも部下たちのモチベーションが低くてもある程度はしのげるのでしょうが、舵取を一つ間違えれば全て悪い方向に転げ落ちてしまうことになりかねません。


一人一人の考え方を尊重することに対する責任だけでなく、部下を信頼して任せることによってもたらされる結果に対する責任を、部下と一緒に受け入れる覚悟を持ち合わせているリーダーのもとでは、必然的にモチベーションも高まるのではないかと思います。
そして、これ以外のモチベーションを高めるための重要な要素としては、組織を構成する人たちをどのようにして同じ方向(ベクトル)に向かせるかということ、そして一生懸命に取り組んでいる部下に対する目配りを怠ることなく、時には労いの言葉を、時にはやっていることに対する意義づけの言葉を、またある時には励ましの言葉をタイミングよくかけられる心くばりを、リーダー自身が持つこと、そして部下にもそのような意識を持たせることではないかと思います。
そうすることで、「人」は、
単なる、1人+1人=2人という足し算ではなくて、
1人+1人=∞(無限大)になる可能性を秘めた、
「最大の経営資源」にふさわしいものになっていくのだと思います。


簡単な言葉に言いかえるとすれば···
同じことをするにしても、
人に感動を与えるのも「人」次第、
人を落胆させるのも「人」次第
人に感謝されるのも「人」次第···
といったところでしょうか。


同じことをするにしても、「人」が持つモチベーションによって結果は違ってくるということです。
やっぱり、「人の持つ力」って素晴らしいですね。
そんな「人の持つ力」の素晴らしさを知り、その可能性を引き出せるリーダーがいる組織なら、そこで働く人達も、そしてそこからサービスを受ける人達も、みんなが幸せな気分や満足感を手に入れることができるはずです。
by kkamoike | 2009-07-08 19:33 | みっきぃふるさとふれあい公園

R175が見て、聞いて、読んで感じたことを書き綴ります。

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