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どうぶつのつぶや記

私が感じる「パートナー」、そして人づくり

「協働のまちづくり」が言われだして随分久しくなります。
三木市でもこの4月から、公民館を中心としたまちづくりがスタートし、『市民パートナー制度』が6月議会で承認されています。
この手の取組を見るとき、いつも疑問に思うのは、仕組みを作らないと目標は実現しないものなのか、
わざわざ仕組みをつくり出さなくても勝手に動き出すものなのではないのかということです。
大事なのは、仕組みや体制をつくることではなく、
共通の目的を実現するためにそのような仕組みや体制がどういう部分で必要となってくるのか、
そして、必要となった場合には、それらをどのように使いこなしていくかということを第一に考える必要があるのではないかと思うのです。



加西市長は職員の方たちにこんなふうに語りかけておられます。
『加西市では、多くの地域団体や各種協議会の事務局を市職員が長年慣例的に担っており、職務の片手間では時代の変化に十分対応できていないように思います。年中行事や安定軌道に乗った事業については、ヤル気のある市民グループなどに財源も付けて運営を任せることが肝要です。
元気な自治体に共通するのは、市民参画が進んでいることです。職員の皆さんには、プロ意識を持って、加西市の5年先10年先を見越して、公務員でなければできない重要な仕事、付加価値の高い仕事をしてください。』



行政が市民の気持ちに寄り添った姿勢で仕事を考えることももちろん大切でしょうが、市民に寄り添ってばかりいても協働は前には進まないと思います。
決して「大上段に構える」という意味ではなくて、行政マンはまちづくりのプロとして、市民とは別のスタンスからまちづくりを考え市民をリードていく(決して偉そうな意味ではなく、自信を持って行動する)、そんな姿勢や能力が求められているのではないでしょうか。
当然、市民の側にもそれなりの意識や姿勢というものが求められてきます。
そして、今の時代背景や、求められる市民像や職員像についていくら理想の言葉や理屈ばかりを語ったとしても、職員も市民もなかなか思うようには育たないのではないでしょうか。
ある意味、机上の空論だけではなく、トップが日頃の行動でどれだけ現実的なものとして目に見える形で表現できるかということも、「人を育てる」という観点から重要になってくるのだと思います。



そんな中、この人の考え方や行動はいつもシンプルでわかりやすいです。
こんな人が市のトップにいてくれたなら、トップの言動を目の当たりにした職員、そして市民は、それぞれの立場で今自分たちに出来ることは何なんなのかを自ら考え、行動に移し始めるのではないでしょうか。
『(武内町で語る会で)たくさんの質問が。
3年前の僕だったら、「こう考えます!」と即座に言ったと思いますが、この頃は、全国的に上手くいっている例を出して、皆さんと私たちで一緒に考えましょう、議論しましょう、という持って行き方をします。
煎じ詰まるところ、私が属する政治の目的の一つとして、市民の皆さんの所得の維持向上(→生活の維持)と税収の確保(→子育て·福祉等に充当)、そのための手段がいろんな政策です。政策は市民みなさんでわいわい議論しながら考えるのが一番。』




私が感じる『パートナー』は、もちろん全くの対等というわけではなくて、
それぞれが、それぞれに出来る役割を担うことで、同じ目標に突き進むということなのではないかと思っています。
決して同じ責任のもとにおいて事にあたるということにもあてはまらないのではないかと···。
そして、『パートナー』や『協働』について単に言葉だけで伝えるのではなく、
上に立つ者自らが、日頃からどんな考えのもとに、どんな態度や行動をとっているのかを体現することこそが、『人づくり』を行う上では欠かせない最も重要な要素、何よりのお手本ではないかと···
そう、まさに
『まず、隗より始めよ』ではないかと思います。

二人の市長の言葉からそんないろいろなことを感じました。
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by kkamoike | 2009-07-06 19:35 | みっきぃふるさとふれあい公園 | Comments(0)

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