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どうぶつのつぶや記

政治家は、まずは自分の頭で考え、自分の言葉で語ることからはじめるべし

自分の住むまちで進められようとしている政策や事業が、今本当に必要なものなのか、一体どれぐらいの投資効果があるのかということなどは、なかなかわからないものです。
広報紙を使った都合のいい内容のみを流す情報操作は頻繁にされるけれども、肝心なことはほとんど明らかにされないまま大きな事業が次から次へと私たちの知らない間に進められようとしている現状を見ると、正直不安になってきます。
今般の国の経済対策に伴い実施される事業もまた、地元経済を活性化させる事業?という大義名分のもと、旧三木駅跡地の整備費、旧玉置家の用地購入費といった予算が今回の6月議会に提案されています。
しかしながら、これらは今年度だけで事業が完結するというものでもなく、複数年にわたって多額の費用負担、財政出動が伴う大型事業であるはずです。
「財政危機宣言」を発した極めて異例の状況にある自治体が、世界的な経済危機の中で打ち出された国の政策の主旨をよく分かった上で、将来の三木市にどれだけの経済効果をもたらすと判断して事業を採択しようとしているのか、本当にそれに値する中身なのかどうかと考えてしまいます。


なぜこんなことを突然言い出したのかというと、「三条市長日記」のこんな記事を読んだからです。
三木市と同じ「金物」という地場産業を持つ三条市の市長さんは、今回の国からの経済対策の意味を自分のまちの特徴や課題に置き換え、分析し、自分の言葉でこんな風に考えを議会や市民にわかりやすく伝えておられます。
主な部分を、そのまま抜粋させていただきますが、

『時間が勝負の〝超短期的な措置〟とは違い、中期的展望に立った経済対策は必然的に事業規模も大きく、後年度への財政の影響もしっかりと見通す必要があり、各分野にまたがっている経済危機対策に係る補助メニューを紐解き、三条市にとって効率のよい、国の補助金を最大限活用した対策を作りこんでいく必要があると思っています。
そのためには、時間が必要です。とても、6月定例会には、間に合いませんでした。
次の9月定例会を視野に入れながら、〝パズル〟を組み立ててまいりたいと思っております。
しかし、無節操なパズルは禁物です。
次の中期対策のキーワードは〝産業(+観光)〟に加え、〝教育〟と〝環境〟と考えています。
まだまだ、経済対策と格闘する毎日が続きそうです!!』



ふむ、三木市でも、多くの政治家がいらっしゃいますが、果たして、三条市長さんが考えていらっしゃるようなことをきちんと理解した上で、今の三木市にとって本当に必要な政策や事業を考えておられるのかどうか。
疑うわけではないですが、どうも安易に判断しているんじゃないの?と感じずにはおれません。
「国の補助がもらえるから、有利な市債を借りれるから・・・」
単にそれだけの理由で事業を前倒しして実施するというだけのものなら、この際、三条市長さんを見習い、もう一度じっくり、後年度への財政の影響などもしっかりと見通してから採択するべきかどうかを決められるほうが良いのではないかと思います。
正直、私自身は、これまで「借金」が完全悪だとこれっぽっちも思ったことはありません。
ただ、今の市長は、前回の選挙の際、借金を「いけないもの」=「悪」と仕立て上げ、そのような借金に依存する当時の市政運営を完膚なきまでに痛烈に批判してきたわけです。
その結果、いわば彼の「借金」に関する公約が支持され、当選に至った経緯を考えると、当時の彼の考え方と、今の考え方にはかなりのズレといいますか、ギャップが生じてきていると思わざるを得ないのです。
そして何より、全国でただ一つの『財政危機宣言』を発した自治体なわけですから、その状況から見ても、4年前の選挙時よりも、財政状況は悪化の一途を辿っているのです。


そんな中、通常よりも有利な市債を充てることができるからといっても借金には違いないわけで、後々、交付税で見てくれるといっても、国の財政事情も考えると、本当にあてにできる保証はどこにもないのです。
およそ4年前、借金に依存している財政体質を痛烈に批判していた人が、今、まさに当時のやり方と全く同じ手法で借金を膨らませようとしているわけです。
時代の背景が、当時はバブルによる景気対策、今は世界的な経済不況による景気対策の違いだけでやっていることも、国が地方を動かす口実(『あとあと、交付税で面倒を見ますよ』というような甘い口約束)もまた同じなのです。


三条市長と三木市長。
やはり、政治の世界も企業と同様、最終的には、「人」のようですね。
まぁ、市長に限らず、議員も政治家の分類になるわけですから、市長の言われるまま、何の疑問も持たず、ズルズルと政策をスルーするだけの役割しか果たせないようでは、話になりません。
政治家の質といいますか、レベルによって、政策を考えるスタンス、スタートラインの位置が全く違ってきます。
結果、おのずと到達するゴール(まちづくりの姿)も違ってくるということです。
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Commented by dsdsfdfdfdhand11 at 2009-06-22 19:23
初めまして!
遊びに来ました!
これからヨロシクお願いしま~す<m(__)m>
by kkamoike | 2009-06-22 19:20 | みっきぃふるさとふれあい公園 | Comments(1)

R175が見て、聞いて、読んで感じたことを書き綴ります。
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