どうぶつのつぶや記

「手段」と「目的」を取り違えるな

前回の記事の続きです。伊関友伸さんのブログでは、夕張に赴任した後の村上智彦さんの活動の足跡が詳しく紹介されています。
地域医療を考えるヒントもいっぱいつまっています。


病院経営をはじめとした医療問題については、三木も夕張に負けず劣らず破綻寸前の危機的状況のはずですが、なぜか夕張ほどの切羽詰った危機感は伝わってきません。
市民からすれば、市内はもちろん、三木市周辺に多くの医療機関が存在するということもあるのかもしれません。
それにしても、これだけ市政の根幹を揺るがす大問題にもかかわらず、表立って議論されているのは、人件費のカットだけ···
本当に大丈夫なのでしょうか?
統合の問題にしてもいまひとつ市民の関心が高まらないのは、神戸大学に丸投げしている印象が強いからなのでしょうか?


前々回の記事のコメント欄には、三木と小野との統合を進めて来た中心人物である神戸大学の関係者が新県立加古川病院の院長になるとの噂があり、医師の確保がままならなくなるのではないかという懸念が広まっているという情報を市民2様からいただきました。
あくまで噂のようですが、頼りにしているとはいえ、一個人がいなくなることで統合病院における医師の確保が危ぶまれているとすれば、その程度の関係しか築けていないことのほうが問題だといわざるを得ません。
ふむ、いろんな意味で、非常に心配です。


今の段階でいえば、三木小野統合病院の件も、昨日、樋渡さんがご自身のブログで指摘しておられた、民主党の小沢代表辞任に大義名分がないとおっしゃっていることとよく似てるな~と思うのです。
次元が違うとお叱りを受けるかもしれませんが···
『政権交代の実現は、手段であって、目的ではない』と、樋渡さんはおっしゃっておられます。
『病院統合の実現もまた、手段であって目的ではない』ことを、市は今一度、肝に銘じ、今こそ市民を巻き込んだ目に見える形の議論を重ねていく必要があるのではないのでしょうか。
しかし、今のように「統合」ありきで物事が進んでいるようでは、大義名分の中身がさみしくなるのも無理はないのかもしれませんが···。


将来、子や孫の世代にとって負の遺産とならないことを祈るばかりです。
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by kkamoike | 2009-05-12 19:18 | 三木市政