どうぶつのつぶや記

納得がいかない2つの理由

今回の補正予算において、ハコモノを整備する理由の一つに、財源的なメリットをあげておられます。
国からの交付金が貰えることとあわせて、単なる借金ではない、優遇措置のある借金が借りられるということのようです。


三木市が財政危機に陥った最大の要因に借金残高が大きく膨れ上がったことがあげられます。
今回に限らず、公共事業によって地域の経済を元気にするのは、これまでからも景気対策の常套手段としてさかんに行われてきました。
そのかわり、国は地方の借金を認め、その返済に当たっては、後々面倒を見ましょうという約束をし、その甘い言葉に全国の自治体が踊らされることになったのです。
そして、国の方針に忠実に従い、自治体の身の丈以上の事業をした結果、三木市においても多くのハコモノが建てられてきたのだと思います。
一方、バブル崩壊以降、国の税収が大きく落ち込む中で、地方の借金を肩代わりすると約束したはずの地方交付税は、目減りしてしまい、本当に地方の借金を国が肩代わりしてくれているのか、今となっては怪しい状況です。


私は、前回の市長選挙や市議会議員選挙で、借金体質やハコモノ行政を頭から否定していた政治家のような考えは持っていません。
むしろ、借金は世代間の負担を均衡にする意味で認められているものであるし、財政運営上必要なものだと思っています。また、公共事業も景気対策から見れば必要な場合もあると思っています。
ただ、これだけの危機的な状況にある中で、これまでと同じようなスタンス、全国一律だからということだけで判断したり、まして、財政的な優遇措置があるからいくら借金をしても構わないじゃないかというものでもないと思います。


有利な借金だから今、事業をしないともったいないというのではなく、本当に今、財政危機の中であっても市民にとってこれだけは絶対必要だと思える事業かどうかを見極め、借金は必要最小限に留めることを考えていかなければ、いつまでたっても財政危機から抜け出すことはできないと思います。
今回の件は、これまでハコモノ行政を痛烈に批判してきたのに、どうしてハコモノなの?
という部分で納得がいかないだけでなく、これまで借金体質への痛烈な批判をしてきたのに、どうして?という部分についても納得がいかないのです。

そのあたりの矛盾についても、きちんと弁明して貰いたいものです。
[PR]
by kkamoike | 2009-03-22 07:14 | 三木市政