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どうぶつのつぶや記

誰のための市政かをそろそろ真剣に考える時期ではないか

共産党のくろしま議員のブログに、「ものの言える人」という記事がアップされていました。
記事の内容は、簡単に言うと、市長にはっきりものが言える人を置くべきではないのか。すなわち、副市長人事を行うべきではないのかということでしたが、私のブログでも過去に、この副市長人事の必要性を訴えてきました。
当たり前のことですが、「ものが言える人」が必要ではないかと感じておられるということは、「ものが言える人」がいないということです。
もしそうだとしたら、市が打ち出す政策のほとんどは、市長の独断で決められているということにもなります。


くろしま議員のブログで、もう一つ、気になる記事がありました。
それは、「広野幼稚園での複数年保育について」です。
この問題も、過去に私のブログで取り上げた経緯がありますが、確か、もともと言い出したのは市長だったはずです。
くろしま議員のブログでは、今回、建前上、教育委員会自らが人数枠の設定を高く設けたために実現できなかった云々、と書かれていたわけですが、
「ものが言える人」の記事の実態が本当だとするなら、最終的に、市長の裁量でどうにでもできたのではなかったのかと思うわけです。
にもかかわらず、結果的に実現できなかったのは、市長に最初からきっちりとしたコンセプトがなかったからか、それとも、あらかじめ内部で十分な協議がされないまま、思いつきで発言してしまったかのどちらかになります。


まぁ、この期に及んで、誰のせいで、この案件が実現しなかったのかと突き詰めてみてもしょうがないわけです。
しかし、市民としては、こういうお粗末なやり方や、市民感情とかけ離れた対応、そして、同じ方向を向いているはずの議員の中からもブーイングが出てくるような状況が、これだけ目に付くと、何かいい対策を真剣に考えないといけないのではないかと思います。
市が行う合意形成、政策決定の段階で、本当に市民に必要なことは何なのかということが真剣に議論できるパートナー、もの言えるパートナーがやはりいると思います。
それは、副市長でもいいでしょうし、議会がその役割が担えるならそれでもいいでしょう。
いずれにしても、そのようなキーマンとなる人が、政策決定に関われる仕組みを、この際、考えるべきだと思うのです。
議会の役割として、市の政策決定にどこまで関与できるのか、勉強不足でわかりませんが、いずれにしても、どんな形でもいいので、早く、何かいい手立てを考えてもらいたいものです。


市長が好き勝手にやっていても、うまくいったり、あるいは、市民に喜ばれる結果になるのであればいいのですが、そうでないなら、今の現状をいつまでも、そのまま放置し、見て見ぬ振りをするのは、市民に対して、あまりにも無責任すぎる態度ではないかと感じます。
本来、市政は、誰のために行われるものなのか、そのことを真剣に考えている人が、この市の中枢に一体どれだけおられるのか···
この市はこの先本当に大丈夫なのか、真面目に考えれば考えるほど、馬鹿らしくなってきたりもします。
by kkamoike | 2009-01-15 21:17 | 三木市政

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