どうぶつのつぶや記

議員と市民それぞれに求められるもの

先日、いつも情報を提供してくださるセロトニンさんから、顔の見える形で、本音トークで、ガチンコの議論をする場が議員の間にあっていいのではないかというコメントをいただきました。
このことは、私も含め、多くの市民が望んでいることではないでしょうか。



このコメントのきっかけとなったのは、小野市の市会議員さんのブログだったのですが、そのブログの中で感じたことをもう少しだけ補足したいと思います。
個人の意見は意見として持たれるのは結構なのですが、議員のブログとして発信する以上、やはりそれなりの自覚と責任を持った内容を心掛けていただきたいと感じました。

私は、この方のブログで取り上げられた民間シンクタンクが行った調査結果を全面的に肯定するつもりはありません。
しかし、少なくとも新しいものの見方を民間の視点から提示し、住民が自分の住むまちを評価する上での選択肢が広がるように、これからの地方行政に寄与していこうとされている点は高く評価されるべきだと思っています。
このような民間による新しい発想、視点で分析した調査結果を、これまで自分が習得した知識と固定観念だけに縛られた形でしか批評できない、いやしようとしない、聞く耳をもとうとしない姿勢に、大きな驚きと失望を感じたのです。



これまで地方は国が示す方向に何の疑問も持たずにやってきたといっていいでしょう。その結果、多額の借金を抱えるようになり、その見返りとして約束されていた交付税までもが、国の都合でどんどん減らされ、益々地方は窮地に追い込まれてきているのです。
今回の調査結果については中身が専門的過ぎて、これは、私の想像でしかものが言えない部分なのですが、国や県からの補助金や交付税などを積算項目から除外するということは、今まさに地方が直面している国に頼れない時代にマッチした、自立したまちづくりを進めていく上で、一つの方向性を示しているのではないかと思ったりしています。



ほとんどの議員さんが民間の発想に学ぶことを肯定され、議会の答弁など機会あるごとにその必要性を唱えられているはずなのに、議員自らが民間の行った調査が意図するものを感知できず、民間の発想を頭から否定しているようでは、新たな時代にマッチした仕組みや考え方を地方自らの手で作り上げていくことなど到底出来ないのではないかと思いました。

このような不幸な状況を放置しないためにも、議員自らがブログなどを通して自らの考え方を発信することももちろん大事なのですが、自らの考えや政策を、議員同士で、本音トークで議論し合い、その議論の中で練り上げたものをまとめて議会として政策提案をしていく。そしてこれら一連のプロセスを市民の目にも見える形で、できるだけオープンにしていく努力が必要だと思います。

市民もまた、そのような地方の問題を自らの問題として捉えることのできない政治家をチェックしていかないと大変なことになるという危機感を持たなければならないと思いますし、おかしいと感じた時は、声をあげて議員の考え方をただしていくぐらいの意識を持つことが必要であると思います。
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by kkamoike | 2008-08-25 20:57 | 三木市政