どうぶつのつぶや記

旧来住家住宅と旧玉置家住宅

先週末、西脇市の国登録有形文化財に指定されている旧来住家住宅とその周辺を訪れた。
当初の目的は、その旧来住家住宅を見学することではなく、建物のすぐ隣にある飲食店の梅吉亭でお昼ご飯を食べることと、播州織のオーダーシャツが買える西脇情報未来館21に行くことだった。
梅吉亭は、地元の人たちが交代で日替わりメニューを決めて、料理を出すというユニークな形で営業している飲食店。

当初の目的を果たして、そのすぐ隣にある旧来住家住宅を見学した。
その住宅に使用されている建築材や装飾などはたいへん貴重なものばかりだった。
しかし、私が一番感心したのは、建物の素晴らしさもあるのだが、ガイドボランティアの丁寧かつ明瞭な説明と心遣い、そしてその住宅の活用方法だった。
ちょうど私たちが見学に行った時には、何日か前に地元の子どもたちによる紙のお雛様を作る教室が開かれていたようで、建物の和室には、歴史ある本物のお雛様と並んで、子どもたちの手づくりのお雛様が並べて展示してあった。

このほかに、西脇の旧来住家住宅では、「新春こども書初め大会」や、「幼稚園児のお茶会」、「お餅つき大会」などの教育事業の一環として活用されることも多いとのこと。
ボランティアの方の説明によると、「子どもたちの学びや体験だけではなく、歴史を肌で感じてもらったり、文化財と直接ふれあう機会を与えるために活用していたりで、大変好評なんですよ。」と仰った。

実際、観光客として訪れてみて、手作りのお雛様が飾ってあるのを見ると、子どもたちの作業する風景が浮かんでくるようで、とても微笑ましく感じた。
旧来住家住宅周辺は、確かにこじんまりした感じなのだが、それぞれの目的(例えば、文化、観光、産業、食、教育、ボランティアなど)が、これらの複数の建物の間で相互にうまく連動していて、一つ一つが浮いたような違和感は全く感じられなかった。点と点がしっかりと繋がっていて、イメージしやすい施設整備がなされているようにも感じた。

ところで、
旧玉置家住宅については、平成20年度の予算で、周辺整備も含め、1億円近くの整備費が計上されているようだが、その建物の使い方については、(もうすでに決まっているのかもしれないが)私たち市民にはなかなか伝わってこない。
旧玉置家住宅を観光拠点にすることは情報発信されているのだが、具体的にどのように活用していくのかということについてはもうひとつ分かりにくい。

事業の進め方として、当初に利用目的が明確化しており、その目的に沿った形で整備計画がなされ、それに伴う予算がつくのであれば分かりやすいのだが···
そんなことはないと思うが、整備ありきで具体的な活用方法は後から考えますというのでは、どうなのかと思ったりもする。

せっかく、近くの西脇市にうまく活用されている事例があるのだから、もっと参考にして、どんどん情報発信していけばいいのにと思う。

そういえば、以前、さるとるさんが、旧玉置家住宅で郷土カルタ大会をやってみてはどうかと提案されていた。
rfuruyaさんが今、熱心に取組んでおられるどこ竹とんぼの教室も、旧玉置家住宅で開催できたらきっと面白いと思うのだが。

もっともっと夢が膨らむような情報発信をして、いろいろな分野と連携が広がるような施設になればいいのにと感じた。

今回は珍しく長くなっまてしまいました。
[PR]
by kkamoike | 2008-03-10 21:33 | みっきぃふるさとふれあい公園