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どうぶつのつぶや記

「あなたは幸せですか?」

宗教の勧誘ではありません。

ブータンの話です。一度は旅行に行ってみたい国ブータン。でも高山病と車酔いが心配です。

顔が日本人に似ている、気候·植生が日本とよく似ている、昔の日本によく似た田園風景が残っている、仏教の国であるなど、ブータンに訪れた多くの日本人が親近感となつかしさを覚えるそうです。
前回紹介した、養老孟司さんの本に、ブータンについての特集コーナーがあり、養老さんが生きている間にもう一度行ってみたい国だということを知り、その影響で、私もブータンに興味を持つようになりました。

紹介されている写真の一つ一つ、素朴な風景、子どもや大人たちの純真で曇りのないまっすぐな目、表情に私もすっかり虜になってしまいました。


そして、
五木寛之氏の「21世紀 仏教への旅 ブータン編 (21世紀 仏教への旅)」

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この本と出合って、それまで漠然としていたブータンの素晴らしい面が、一つの流れとしてつながった気がしました。

別に、仏教徒でもないし、今まで仏教に興味があったわけではありません。
しかしブータンを理解する上で、少なくとも、仏教を抜きには語れないということが、この本を読んではっきりしました。

GNP(国民総生産)、GDP(国内総生産)など生産量を示す「Product」ではなく、「幸福(Happiness)」を基準とした「GNH(国民総幸福量=Gross National Happiness)」という概念を国是として掲げているブータン。
もう少し詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。

ブータンの国勢調査には「あなたは幸せですか?」という質問があるそうです。
その質問に「NO」と答えた国民は人口の3%だったとか。
同じ質問にどれだけの日本人が「幸せです」と答えるのだろうかと考えてしまいました。

ブータンが目指している姿、今もこの国の人たちが守り続けている仏教文化は、今の日本社会が抱える様々な問題を解決する上で、非常に考えさせられるものがあると感じました。
経済の分野に関して言うなら、先頭集団にいる日本と、最近になってようやくレースに参加したブータン。

しかし、先頭を走っているためにライオンに食べられてしまうことだってあるわけで、逆に、1周遅れだから助かったということもあり得る。
おそらく、こんな発想が生まれるのも、ブータンだからなのかもしれません。

でも、先頭集団にいつづけることが、日本にとって本当にいいのかどうか···そんな気にもさせられました。
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by kkamoike | 2007-10-11 11:50 | Comments(0)

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