どうぶつのつぶや記

公共事業を政治家が仕事をしたかどうかのバロメーターだと考えていませんか

三木市は、「財政危機宣言」という全国でも例のない宣言を発するほど、緊急事態に直面しているはずなのですが、現在の市長が就任してからも引き続き多くの公共施設が完成し、今もなお計画中、計画に着手しようとしている大規模プロジェクト、施設が目白押しの状態です。
公共事業が悪いとは言いませんが、結局、今の市長が就任して第一に掲げたはずの「財政再建·健全化」という目標は、いつの間にか棚上され、これらの公共公共施設の完成や着手と引き換えに、財政危機宣言が出される状況に陥ってしまったわけです。


市長は、財政危機宣言を発する要因に、市税や国や県からの減収が予想以上に見込まれることを挙げていますが、そういうものも見越して全体の収支バランスを考えていくのが、経営の基本というものではないのでしょうか。
身の丈にあった生活をするのは、庶民の間ではあたりまえのことです。
自治体経営も同じはずです。
まさに「入るを計って出るを制す」です。


いろいろな団体、地域にいい顔ができるからかもしれませんが、物事には優先順位があって、我慢することをせずに、あれもこれもと手を付けていては、いずれ破綻していくのは目に見えています。
また、前回の記事でも触れましたが、三木市には、他市がうらやむほどの施設が市内のいたるところに、しかも、公民館やデイサービスセンターなどは、市内の各地域にまんべんなく整備されています。
これらの今後のメンテナンス費用にかかる資金は一体どうするおつもりなのでしょうか?
公共施設を建てたら行政の役目はそれで終わりになるとでも思っていらっしゃるのでしょうか?


自分が任期中に建てた公共施設がどれだけあるか、公共施設の建設にどれだけ関わったかということが、政治家がどれだけ仕事をしたかというバロメーターになると信じているとすれば、それは大きな間違いだと思います。
新しく作り出すことだけに意義を見出すような、個々の政策だけが一人歩きしてしまうような市政運営ではなく、今あるものを大事にし、活かすということに重きを置き、トータルバランスの取れた市政運営を目指すべきだと私は思います。
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by kkamoike | 2009-11-01 18:04 | 三木市政