どうぶつのつぶや記

ブログのチカラ

前回の記事では、「説明責任」について触れました。
自分の住むまちの良さをPRする上でも、行政の仕事を市民に正しく理解してもらう上でも、自治体職員にはあらゆる場面での対人能力、とりわけ「説明責任能力」が問われてくることになります。
市民にも、市民以外の方にも、自分たちがすすめるまちづくりにいかに関心をもってもらうか、いわゆるサポーターをどれだけ多く取り込めるか、それを実現していくには、職員がどのような能力を身につければよいか、それぞれの自治体は真剣に考えていく必要があるのではないかと思います。


ところで、皆さんは、「武雄職員物語」というブログをご存知でしょうか?
このブログは、既に、武雄市民物語さん雑感日記さんでも取り上げられていますが、武雄市の新任職員の方たちの手で綴られています。
このような形式のブログは、役職の違いこそありますが、三木市の近隣の姫路市でも発信されています。
こちらは、幹部職員の方たちによる持ち回りです。
部外者の私が言うのも大変失礼な話ですが、最初はやらされ感といいますか、なんとなく不慣れなこともあってかぎこちなく感じたりもしたのですが、最近は、取り上げられている視点も切り口も、幹部職員ならではの味のある内容になってきたように感じます。
これは、市長自身も率先してブログを発信し続けておられるということもあるでしょうが、自ら担当する事業を自らの言葉で、市民にわかりやすく説明し、同時に、自分たちの住むまちの魅力を自分たちの言葉で表現、発信することの重要性、意義というものを少しずつお感じになってこられたからではないかと感じています。(偉そうなことを言ってスミマセン)
雑感日記のrfuruyaさんが常々おっしゃっておられることですが、特に幹部職員ともなると、日々の業務が忙しく、なかなかブログを仕事として認知できないのが一般的といえば一般的なのかもしれませんが、ここにきてようやく定着しつつあるのは、仕事としての認知が幹部職員の間で共有されてきたからかもしれませんね。
私たちの住む三木市でも、以前、市長を筆頭に各部長によるブログがスタートしましたが、残念ながら、ほとんどのブログが機能していない状況となってしまいました。
そんな中、このブログだけは、まさに優等生といいますか、三木市民が全国に自慢できるレベルにまでになってきているなといつも感心して見ています。


いろいろと書きましたが、私自身は、これからの公務員に必要な能力がどんなことで、どんな意識で仕事をすることが肝心で・・・云々という机上の勉強はもちろん大事だとは思いますが、例えば、ブログというツールを用いることで得られるもの、何らかの気付きや発見、知らず知らずのうちに能力開発などが図られていくような環境を意図的に与えていくことも大事なことではないかと感じます。
自分の仕事やまちのこと、あるいは自分が普段感じていることなどをどうすればわかりやすく端的に表現できるか。そのためには、当然、伝えたいことについて深く理解しておくことも必要でしょうし、普段からいろんなことに目を配っていなければ記事として取り上げることも難しいのではないかと思います。
仮に記事の継続を一時的に断念せざるを得なくなった時でも、「自分には向いていないから無理だ」とか「自分の能力の限界だからもうやめ」と短絡的に考えるのではなく、自分に何が足りないのかといったところを目の当たりにできたり、これからの努力目標を自分で認識できれば、等身大の自分と真正面から向き合うことができるのではないかと思います。
人材育成の観点からのブログを活用することについては、この方のブログのほうが、簡潔明瞭にまとめてありますのでご覧ください。
ブログくらいは毎日書こうよ
新しい時代にマッチしたシステムを創りだす


いずれにしても、武雄市民物語さんもおっしゃるように、これからどのように、武雄市の「金の卵」さんたちが成長していくのか楽しみですね。
大げさかもしれませんが、ブログは、まさに自分自身の成長記でもあり、自らの実力を試す勉強(実践)の場でもあるのではないかと思います。
そういう意識でブログと向き合うことができれば、違った観点で取り組むことができたり、新たな発想が湧いてくるかもしれませんね。
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by kkamoike | 2009-10-15 22:05 | みっきぃふるさとふれあい公園