どうぶつのつぶや記

「意識の問題」なのか、「能力の問題」なのか、はたまた・・・

 『三木はどうなるのだろう?』
今朝の雑感日記さんには、三木市政に対する不安が書き綴られています。
このような漠然とした不安を払拭するのが政治家の一番の仕事であり、それを実現するための一番の近道は、市民に対する情報発信と説明責任ではないかと思いますが、現実はそれが上手く機能していないということなのでしょう。


市民をこのような不安に陥れる要因、機能していない原因は二つ考えられます。
一つは、政治家自身は市民が思うほど不安に感じていないということが考えられます。
一言でいえば、「意識の問題」となるわけですが、仮に問題があったとしてもそれを問題として認識できなかったりだとか、今直面しているややこしい問題にはできるだけ関わりたくない、気づかないフリをしてしまうのもこのような「意識の問題」に含まれてくるのではないかと思います。
もう一つは、「能力の問題」です。
漠然とした不安を感じたり、このままで本当にいいのだろうかというような気持ちはあるけれども、それに対して、自分の意見が主張ができなかったり、相手の意見に対し反論する術を知らなかったり···。
要は自分が考えていることを市民や相手に対して、分かりやすく伝え、説得させることができないという類の問題です。


そして、何より、政治家による情報発信と説明責任が一番市民の目にとまりやすい機会が、議会という場であるはずなのですが、現状は、必要な情報が必要なタイミングで伝わらなかったり、議論すべきタイミングでしかるべき議論がなされないなど、やることなすこと全てなし崩し的に物事が決まってしまっていまる状況です。
まちの将来を大きく左右する重要な政策が次から次へと提案される状況であるなら、議会という場でもっと喧々諤々の議論が展開されてもいいはずですし、市民の議会への注目度がもっとアップしても不思議ではないはずですが、残念ながら、そのような緊張感が溢れる場には程遠い、お粗末な状況だと言わざるをえません。


このような体たらくな状況、あるいは「死に体」の状況を建て直すための議会改革に関する具体的な提案については、ふるさと日記さんがしっかりと纏めておられます。
当然、政治家の皆さんはプロですから、先進地視察もいろいろな所に行かれて良いところ悪いところをいっぱい勉強してこられているはずですから、『今さら何を言っているんだ。』とか『そんなことは百も承知だ』とおっしゃるかもしれませんが、一市民にこれほど具体的に、懇切丁寧に改革案を提示されるということは、ある意味、情けないことだと感じてもらわなければ困ります。
市民からそのように言われるということは、今どういう状況で検討がなされているのかということが、全然伝わっていないからだという反省に立っていただかなければなりません。
これまで市民から声高に、議会に対して特別な注文をつけられることがなかったということもあるのかもしれませんが、私は、あらゆる場面において、市民を前提に考える意思(気持ち)がない、もっときつい言い方をすると、市民のほうを向いて仕事をしていないのではないかとさえ思ってしまいます。


三木市では、現在、様々な行革が断行されていますが、先ずは、こういう議論の基礎となる問題から、政治家自身襟をただし、改めていくべきだと私は思います。
議論の土台がしっかりしたものになっていないと、単に時間とお金の浪費だけを招くことになりかねないからです。
いずれにしても、今の三木市の政治家は、あらゆる面での本気度が足りず、真剣さに欠けている気がしてなりません。
市民にアピールしているほど、自分たちは「危機」を感じていないのかもしれませんね。
[PR]
by kkamoike | 2009-09-30 19:42 | 三木市政 | Comments(2)
Commented by fuji-take at 2009-09-30 22:32
こんばんは!取り上げて頂きありがとうございます。
いつも素晴らしい分析に感服しています。
僕が書いたようなことは、議会関係者の皆さんはご存知だと思います。でも、純粋で朴訥で優しい三木市民の方からプレッシャーをかけられることがないので、自分達のやっていることに問題意識を感じることができないのだろうと思います。市民のために仕事をしているという気持ちを忘れないでほしいと思います。
市議会を変えるには、時間のある方だけでも議会に行って、何回でも世間話するとか飽きられてもブログに上げるとか、市民の小さな感想を少しずつ大きなうねりに変えていくしかないと思います。
Commented by kkamoike at 2009-09-30 23:17
fuji-takeさま
こんばんは。
おっしゃるとおりだと思います。
あきらめず、声を上げていくことが、一人でも多くの市民を巻き込むことにつながり、そのことが議員の方たちを動かす「力」になればいいですね。

市議会という場が名実ともに、市政の最高の意思決定機関となり、真の意味で議員の皆さんが市長と対等の立場にとなり機能していくことを願っています。

fuji-takeさまがご自身のブログで触れておられましたが、もっと議員報酬の水準を上げて、議員自身にも、市民にも、いろんな意味で『これだけの報酬を貰っているのだから・・・』という気にさせるのも市議会改革を進める上での一つの有効な手段かもしれませんね。