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どうぶつのつぶや記

まちづくりの根幹をなす議論なしでははじまらない

少々古いネタですが、
数日前の神戸新聞に、三木市の平成20年度の決算見込みに関する記事が掲載されていました。
この記事に関して、fuji-takeさんのブログ「ふるさと日記」に、感想を書いておられます。要は、新聞には「黒字」と書いてあるけれども、基金を10億円以上取り崩しての決算など、赤字同然ではないのか?というご指摘です。
ごもっともです。
また、fuji-takeさんは、市の会計を家計に置きなおしてこんなふうに表現しておられます。
『家計で、今月10万2300円貯金を切り崩したから、9400円手元に残ったのを黒字と言えるでしょうか?
だんなさんが無駄遣いして貯金減らして、今月黒字だなんて言ったら奥さん怒りません?』

確かに怒ります。(「怒られます」というほうが正しい表現でした。)


三木市の「財政危機宣言」には、毎年10億円以上の基金を取り崩すという大前提があります。
このまま毎年、基金を10億円ずつ取り崩す状況が続けば、5年後には基金は底をつき、財政再建団体に陥るかもしれないという内容です。
当然、この状況を指を加えたまま放置しておくつもりはないと思いますが、どうも今のやり方を見ていますと、毎年10億円の取り崩しを前提として、予算規模を従来の規模から10億円を確実に増やす形で予算執行していくために、いろいろな市民サービスをカットしているとしか思えないのですが···。


一見、サービスをカットしても、別のもので市民に還元されるものがあるならそれはそれでいいんじゃないの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、本来、必要であるサービスがどんどん削られ、一方で、計画性のない事業や、今必要のないハコモノが建てられたり、病院経営の構造的な改革には着手せず放置したままの状態であるとするなら、それは、単なる税金の垂れ流し、行政経営の怠慢以外の何ものでもありません。
財政危機宣言に伴うサービスなどのカットは、あくまで一時避難的な措置であって、恒久的なカットにしてはならないと私は認識しています。
一時的な措置、財政的なやり繰りをするための措置として、サービスカットに取り組むのはよいのですが、10億円以上の収支不足が今後も発生する状況が当たり前と考えるのは正常な状態だとは言えず、三木市の財政規模は身の丈にあった予算規模になっているとはいえません。
にもかかわらず、10億円の収支不足が当たり前と見せかけるような予算編成を今後も続けるということは、三木市民を欺く財政的なトリックの何者でもありません。
以前、収支不足の原因として、小野市との比較をした資料が掲載されていることを紹介しましたが、この資料の意図するところは、まさしく、今後、10億円の収支不足を恒久的なものであると見せかけるための作為的な情報操作であり、三木市の財政規模を今よりも10億円膨らまそうとするためのトリックにほかならないのです。


今回の9月議会では、そのあたりの真相を深く切り込み、問いただせる議員は果たしているでしょうか?
分かっていて質問しないのは、議員の行動もまた、市民を欺いていることと同じことだということを認識すべきでしょう。
本当の三木市のあるべき姿はどんな姿なのか、理想とする財政規模はどれぐらいなのか、まちづくりの根幹にかかわる部分の議論を疎かにしたまま、いくら議論をしていても意味がないことを、市長も、議員も、そして私たち市民もそろそろ気づくべきではないかと思います。
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Commented by ピーマン at 2009-09-07 21:33 x
「国家戦略局」と「地方の戦略局」 の話で、

rfuruyaさんの『三木の戦略局』

三木市役所内ではムリですね。

『三木の』といったのは、民間で自然発生的に、
『ネットの世界で』というような途方もないことを言っています。

別に市政、行政だけが中心ではないと思ったりもします。



非常におもしろいし、楽しみです。市役所以外で そのような組織・活動があれば ほんとに良いでしょうね。本当の意味での市民協働かもしれません。
Commented by ピーマン at 2009-09-07 21:48 x
fuji-takeさんのコメント、そのとおりですね。

さっするに、fuji-takeさん、今は三木市外にいらっしゃるのでしょうか?(fuji-takeさんのブログを見ての感ですので、深い意味はありません。)
fuji-takeさんの ふるさと三木の政治・行政を見た客観的なコメントこそが、今の三木の政治・行政の実情を 物語っているのではないでしょうか?

R175さんのいわれるとおり、もう市民騙しの 財政情報操作は不要です。

非常にやるせないですね。
Commented by ピーマン at 2009-09-07 22:08 x
常々思うのですが、

地方政治においては、議員の存在意義?価値?は、国政のそれと比べて、非常に希薄であるし、政治そのものに関わる?影響を及ぼす?部分が非常に限られていると思うのです。

なぜかと言うと、国政では、政権与党の議員 (議員だけでなく民間からも なのですが) が各省庁の大臣として直接 行政に携わるからだと思うのです。(実際は、事務次官が取り仕切っているのかもしれませんが?)

地方行政では、議会・各常任委員会?で審議するだけですよね。

無理かもしれませんが、地方行政においても 各部局に 議員の方を配置するなどして 政治・行政が一体化するのも おもしろいのでは? と思うのですが?

首長が、直接選挙で選ばれる地方政治においては、首長と議員与党が 政党的に異なったりする事が よくある事だと思いますので 難しい事とは思いますが?
Commented by kkamoike at 2009-09-07 23:40
私も常々思っているのは、本来、市民の代表、市民の代弁者であるはずの議員の存在、個々の議員の活動が実際の市政運営にどう関わったのかが見えないということです。
そして何より、個々の議員がどういうまちづくりを目指そうとしているのかを含め、選挙時に具体的な公約を掲げないことが議論できない議員を生む要因になっているのではないかということです。

公約を掲げないのは、実際に政策形成に直接関われる立場ではないからかもしれませんが、有権者としては、この議員はどんなまちづくりを目指しているのかとか、どの政策に力を入れ、どういう方向を向いているのかなど、できるだけ議員に関する多くの情報を市民が知るということからはじめないと、議員自身も手を抜くとまではいいませんが、大事な審議のをする時に自分の都合の悪いことにはだんまりを決め込んだり、責任を持たなくて済むような逃げの対応をしてしまうような気がしてなりません。

だからというわけではないのでしょうが、furuyaさんのおっしゃるような仕組みを夢見る背景には、本来の市民の代弁者であるはずの議員の存在が十分に機能していないということもあるのかもしれませんね。

Commented by fuji-take at 2009-09-08 06:36
R175さん
憧れのR175さんに取り上げて頂いて恐縮です。
B/Sもなく、手元の現預金の増減だけで、黒字か赤字か発表しても市民にはよく分かりません。公会計制度自体にも問題があるのでしょうが、この当たりを丁寧に説明しないの姿勢に問題を感じます。
Commented by fuji-take at 2009-09-08 06:41
ピーマンさん
はじめまして!いつもR175さんとの熱い議論を拝見しています。
お察しの通り今は平日は三木市外にいます。一旦三木から遠ざかって分かる三木の良さもありました。そんな時、三木市在住の方々のブログを拝見しました。ちょっと離れたところから、三木について書いてみるのも良いのではないかと思い僕もブログを始めました。
その思いを察して頂いて嬉しいです。今後もよろしくお願いします。
Commented by ピーマン at 2009-09-08 07:51 x
fuji-takeさん

私は 思うところがあって 自身ではブログをしていません。(しようかなー と思うことも多いのですが)
それより、自身の思いを込めて R175さんのブログで R175さんのコメントや 自身の気持ちを コメントさせていただく方が 広がりも出て 良いのでは? と思って 最近になって R175さんのブログに お邪魔しています。

まだまだ、いろいろコメントさせていただきたいと思っていますので こちらこそ よろしくお願いします。
Commented by ピーマン at 2009-09-08 21:26 x
今回 議員の部局配置をコメントさせていただいたのですが、

三木市には 副市長(助役)が、いません。

人件費の観点から?現市長がマニフェストに副市長を設けないことを掲げた事から そのようになっていると 思っているのですが。

人件費と言うよりも、ワンマン政治を行いたいため?市民うけするキレイ事?などと邪推してしまうのですが、

やっぱり、副市長は必要ですよね。

市長が 何らかの事情で 職務執行が出来なくなった時 議会で承認された特別職の副市長が業務の代執行をする。
非常に大事な事だと思うのですが。

収入役は、設置されていない市町も他にもあるようで それはそれでOKかと思うのですが。

まあ、あの市長の副市長を務めようと思う人はいないのでしょうね。

民間部長もいなくなりましたし、それでも(民家部長設置について)マニフェストの達成事項は ○ らしいので。
Commented by ピーマン at 2009-09-08 21:31 x
なんと言う マニフェストの 自己評価でしょう?

コレを 厚顔無恥 と言うんでしょうね?

そもそも マニフェストの達成状況を 自己評価すること自体 ボケていますね。

それこそ、お得意のアンケートで確認すれば良いのですが?


話はそれましたが、議員の部局配置・副市長の設置 大事な事と思うのです。
Commented by kkamoike at 2009-09-08 21:53
fuji-takeさま
憧れと言っていただける私のほうこそ、恐縮してしまいます。
これからも三木に関するfuji-takeさまの記事コメント楽しみにしています。
これからもよろしくお願いします。

ピーマンさま
いつもありがとうございます。
これからも当ブログに意見をお寄せください。
意見が多ければ多いほど議論の幅も広がりますので大歓迎です。
今後ともよろしくお願いします。
Commented by 市民2 at 2009-09-08 22:26 x
ところで、最近のニュースで気になることが。
私は政治についてはよくわからないのですが、ニュースでは、政権交代による補正予算の執行停止、回収と言われていますが、三木市の場合はどうなんでしょう?
神戸市は、湾岸整備費用の執行停止???
なるものが言われていますが。
三木市の場合、コンベンションホールの予算、統合病院の国の補助について詳しくかかれた記事を見ていませんが。
私が見ていないだけ?
ならいいのですが。
市長は、以前、一期分の退職金は三木市に入れると言われていました。
当時法的には可能と。
しかし実際はダメで、本人が受け取らないと言っても結局は国庫に。
それなら他の市長のように給料やボーナスからという手もあったはずなのに知らんふり。
市長が退職金を貰おうが貰うまいが関係ありません。
それが三木市に入るかどうか問題であって。
国の補助が入らないまま計画を進めると、結局は市民にのしかかってきます。薮本さんがいなくなっても将来延々と。
その辺のことをもっとはっきりさせていただきたいものです。
Commented by kkamoike at 2009-09-09 20:11
ピーマンさま、市民2さま
マニフェストの取組内容に関する、それぞれの見解をお示しいただき、ありがとうございました。
当ブログでもこれまで、その都度、意見を述べてきましたが、来年1月の市長選挙に向けて、マニフェストの取組を再度振り返る意味で、個々の取組内容を整理しつつ、検証し直していきたいと考えています。
自民党が行った経済対策にも言えることですが、その効果がどれほどのものだったのかといった検証結果も国民に示されることもなく、やりっぱなし、うやむやにしたままというのが多すぎるように思います。
また、実現できなかったこと、当初の意図していたことと違う結果になったものなどについては、なぜ実現できなかったのかといったことをきっちり市民に説明しなければなりません。
そうでなければ、次のマニフェストにはつながらないのだと思います。
現職は、前回のマニフェストの検証結果の公表を絶対条件としたうえで、新たなマニフェストの作成にとりかかるべきだと思っています。
Commented by kkamoike at 2009-09-09 20:18
市民2さま
私も、国の補正予算凍結の影響はないのか?ということが非常に気懸かりです。
あれだけ物議をかもしたコンベンションホールなのですから、やはり予定通り事業が着工されるにしても、気にしている市民も多いのですから、大丈夫なら大丈夫ということをきっちり伝えていただきたいですね。
自分が発信したいことは、あらゆる手段を用いて発信しておられるのですから、市民が本当に知りたいと思っている情報もタイムリーに、しかるべき手段で流していただきたいものです。
by kkamoike | 2009-09-07 19:49 | 三木市政 | Comments(13)

R175が見て、聞いて、読んで感じたことを書き綴ります。
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