どうぶつのつぶや記

コンセプトを見失った市政運営

花火大会が休止に至ったのは、寂しい限りです。
やまかずさんのブログには、
花火大会の休止は、「日本一美しいまち」というコンセプトに反する決定に値すると指摘されていますが、私もまったくその通りだと思います。


市が関わる行事やイベントの中でも、「花火大会」ほど、子供からお年寄りまで幅広い世代から楽しみにされている行事は他にないのではないでしょうか。
家族や親戚と一緒に、友達同士で、恋人同士で、会社の同僚同士で···
花火の打ち上げだけにとどまらず、そこには、普段なかなか取りたくても取れない、ふれあいや交流が生まれる楽しさや喜びがあるからこそ、みんなが楽しみにしている行事の一つにあげられるのかもしれません。
そして、子供たちのはしゃぐ声、夏の夜の一時をのんびりみんなと一緒に過ごす贅沢···
そう、花火大会を通して生まれる効果は、まさに「日本一美しいまち」や「スローライフなまちづくり」という、今の総合計画にも謳われているスローガン、コンセプトに沿ったものであると思いますし、間違いなく三木や吉川を代表する夏の風物詩だと私は思うのです。
そういう意味でも、今回の休止は非常に残念でなりません。
花火大会が、単に財政難だから大会経費を節減するために休止を決定したというのであれば、あまりにも短絡的な考えなのではないかと思うわけです。
(そうでないと思いたいのですが、理由は「財政危機」に伴い···としか書かれていない)


私は、物事には良い面と悪い面、それぞれが背中合わせに同居しているということを頭に入れて判断することが大事だと思うのです。
経費を要するというマイナス面と、冒頭で述べたような、市民に楽しんでもらい明日への糧にしてもらったり、市民同士、三木市以外の人たちのとの交流を活発化させる効果があったり、三木市全体に観光客を呼び込み少しでも三木市にお金を落としてもらい、地域経済の活気を取り戻す効果があったりするなどのプラス面の両方を考慮した上での判断なのかどうか、そのあたりの検討が十分になされたのかどうか非常に気になります。


「財政危機宣言」を発したことに伴い、聖域なき歳出経費の見直しという強い想いがあるのはわからないではないですが、経費節減だけにとどまらず、様々な効果も見捨ててしまうことになってしまう可能性もあるということを十分に考える必要があるのではないでしょうか。
三木の政治家さんたちには、何でもかんでも無駄だからと一緒くたにするのではなく、このような柔軟な考えも是非持っていただき、子どもたちから夢を奪わない、血の通った、心のこもった政策判断をしていただきたいものです。
こういう判断を目の当たりにするにつけ、ますます、『私たちの税金をもっと有効に、大事に、よく考えて使ってくださいよ!』という想いが生まれてくるんですよね。


そんな中、住民たちの手で夏のふれあいまつりを盛り上げようという動きが広がっているということは、せめてもの救いですね。
この手作りのイベントが成功することを心から祈っています。応援します!
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by kkamoike | 2009-07-25 18:21 | 三木市政